虹色の冒険譚

神が世界に落とした6つの神器、それらが放つ魔力によって人間は呪いを体に埋め込まれ、一部の動物は知性を持つようになった。知性を持った動物は魔物と呼ばれ瞬く間に人類を蹂躙し、文明を破壊して行った。
それから約600年。人類は世界の隅っこで細々く生き延びていた。
そんな荒れ果てた荒野の中始まる次の世界の王の選定、神器を全て揃えたものに与えられる次の王の座、それぞれの欲望願望の中世界が滅ぶ道をあゆみ始める人がいる。しかし、それを正そうと世界を救おうと立ち上がる人がいた。人の数だけ存在する色とりどりの物語。一人一人が前に進み続け、物語を紡いでいく。その全ての人々が英雄であり、世界は段々と色を取り戻してくる。
これは暗闇の中、綴られた主人公達の虹色の冒険譚。