第12話6.7任用試験―2

6月7日任用試験まであと10日。


婦人部は3人の会友さんに毎日学習してる様子。


私は夜勤で本人もメチャ忙しい仁君。K君一人気が気じゃない。


この晩夜勤の私に電話がかかる。





「仁君当日仕事でしたと今メールあり。


時間を昼に変えてもらえませんか?とのこと」


彼は夜と書いていたのだ。なんで今更?


「わかった今晩夜勤終わったら二人で行こう!いうべき時に言う


べきことを言わないと世間はそんなに甘くない!」


すごい剣幕で私は叫んだ。





するとKくんからしばらくしてメールが入った。


「明後日勇気を出して店長に掛け合ってみるとのことです」


「わかった。ご苦労さん。それであかんかったらきっぱり諦めよう


来年もあることやし。な、そやけど、題目、題目やで最後まで」





そして明後日仁君からメールが来ましたと嬉しそうな声、Kくんからだ、


「仁君店長にOKしてもらいましたーとのことです」


よかったよかった!これで一安心と思いきや?

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