第13話6.17台湾初日

格安航空は早朝深夜便のためリムジンバスに乗り遅れたら大変だ。


早朝新聞を配り終えタクシーで八条口まで¥3600!何と高いこと。


第2ターミナルは倉庫のようで歩きがとても多く老人にはつらい。





ボーディングカードも自分で打ち込みひたすら歩く。機内はとても


窮屈で座席を倒すのもはばかられる。2時間半はあっという間。


時差は1時間だ。仁君の試験のことはもうどこへやら。





桃園ターミナルを出るとまずはMRT駅で悠々カードを買う。


これが大変役に立った。どこでもタッチするだけで楽だ。


まずは士林に向かう。SGI台湾総本部だ。故宮博物館の真向かい。





30分ほどでもう着いてしまった。日本語対応の婦人部がついてくれて


「基隆に行かねばなりません明後日必ず寄ります」


「信じてますよ必ず電話くださいね」


「わかりました必ず電話します」





と言ってそのまま忠孝復興駅に向かう。そごう前から九份行きに乗って1時間。


九份についてしまった。もう日が暮れる。基隆行きのバスに乗り換えて40分。


真っ暗闇の基隆港に着いた。駅に向かって歩くとひと際明るい牡蠣オムレツ屋が


セブンイレブンの隣にあった。これこそあの”簡家”さんだ。忙しそう!





声をかけるのは明日にして宿を探そう。すぐ近くに”蝶恋花”という安宿が見つかった。


一泊1350元は高い。値切って1200元それでも高い。日本円で4400円。


まあいいか。熱いシャワーがちゃんと出るし。今日はゆっくり休もう。

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