話数と体感が比例しない。映画一本観た感覚。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(7文字)
官能的なピカレスクでした。繊細なタッチで哀愁な雰囲気が愛おしさを増します。徐々に込み上げてくる寂寞とした感情のやり場に困って、切なさを覚えました。作品世界にのめり込んで、はらはらして、込み上げる…続きを読む
強盗で生計を立てる二人の女性。互いに欠けたものを補い合いながら、生きていこうとするが、非情な現実が立ちふさがる。 犯罪被害者が加害者にもなりうるという説得力のある作品でした。
無駄なく積み上げられたエピソードがそれぞれ最大の効果を発揮している、バディもののお手本のような作品。ドライな殺意と暴力にあふれた世界だからこそ、ウェットな部分が映える。鮮烈な印象を残すラストも名…続きを読む
もっと見る