目線の先

中学から共に過ごしてきた私と君。いつの間にか私は君の背中に守られたいと思うようになっていた。日を追うごとに私のその願望は強くなっていき、君との交流を欠かさず行いながらも、私は密かに自分だけの計画を練った。計画のことは誰にも話さず、自分が遂行できると思ったときにやると決意し、そのときを待った……。さまざまな障害を乗り越えながらも、私は君を――すことに成功。愛すべき者に――を与え、私は君を永遠のものにした。冷淡な感情のものに芽生える愛。その愛を表現するためには……？