大きくて、頼もしくて、優しい「家族」のお話。

改めて温かなものを実感することができる小説です。
短い物語ですが、短さを全く感じさせない内容となっています。

動かない。言葉は発さない。
それでも、「彼」は間違いなく、家族の一員なのです。
ある意味、一番家族のことをお見通しな存在かも…?
読み終わった瞬間、私も「彼」に感謝を伝えたくてたまらなくなりました。
いつもありがとう、と。
「彼」はいつも必ず傍にいます。そのことの暖かみを、改めて知る事が出来ました。

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