憧れのルームシェア。おじさんになった僕にはもう出来ないテラスハウス。青春取り戻しました。
わたしはキタハラさんの作品には「心に穴が空いたような喪失感、欠落感」があると思っているのですが、今作も類に漏れず、いい意味で読者が置き去りにされていきました。物語は続いているのに、わたしたちは手を…続きを読む
咳はそもそも一人でするもの、キスはそもそも二人でするもの。当該行為を〝しても〟一人になるのだったら、どちらがよりものがなしいか。そんなことをふと思う。〝キスをしても一人〟――相手がいるからまだしも…続きを読む
傷つけたり、愛したり、先が見えなくてもがいている若い時代の物語。テンポが早く、一気に読み終えました。みんな自分勝手なのだけれど、憎めない登場人物たち。本格的な青春群像です。
連載途中ですがレビューさせて頂きました。このサイトには年長の読者も多いし、そもそも書き手にも、人生経験をそれなりに積んだ方が多いと感じている。そんな人たちにぐっさり刺さる小説だと思う。小説…続きを読む
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