切なくも、可愛くて優しい物語。

小学生の藍の初恋は、近所に住む優しい高校生の優斗くん。
同級生の啓太がいじわるしてくるけれど、優斗くんさえいれば、藍はいつでも笑顔になれる。

けれど、ある日、優斗は――。


月日は流れ、優斗が通っていたのと同じ高校に入学した藍と啓太が出逢ったのは、なんと、幽霊になった優斗。
優斗と過ごすうちに、三人は……。

藍、優斗、啓太の三人の心情が丁寧に描かれた物語です。
かつて、幼さゆえに想いを告げられなかった藍の心の動きは、読んでいるだけで切ない気持ちにさせられます。

脇を固める優斗と啓太にもスポットが当てられており、三人が織りなす物語が、どんな結末を迎えるのだろうと、どきどきしながら読んでしまいます。

どんなラストを迎えるのか、ぜひその目で読んでお確かめください!

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