エピローグ
ある日の事、彼が昼寝をしていると、我が子にゆさゆさと体を揺らされ起こされた。
神妙な面持ちで自分を見つめる我が子に問い掛ける。
「どうしたんだ?」
言い出すべきか、どうか、悩んでいるようだった。
しばらく考える素振りを見せた後、少年は口を開いた。
「夢の本を買って欲しいんだ」
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書くよ無/詩一
★137 エッセイ・ノンフィクション 連載中 50話
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