物語で涙した事がほとんどない私も、ラストは泣きました。純愛ものです。架空の国の、架空の病気、架空の戦争として、描かれていますが、どれも一昔前のこの国にあった出来事だと思います。
一応、獣医さん。 地元の動物病院に勤務している。 詩も小説も好き。 高校時代は文芸部。 大学時代は漫研だったが、絵は一切描けず、絵を描く友人にストーリーを提…
太陽、この言葉がこれほど胸を突き刺すとは思いもしませんでした。読むほどに、胸に迫る主人公の苦しい気持ち救いが欲しいと願いながら、彼らの現実を私はよく知っているのです。哀切にまみれた世界の中…続きを読む
連載中、なんどこの物語を読み、心が締め付けられたか。何度、この物語に泣かされたか。何度、この世界の神様にふたりの幸せを願ったか。物語の舞台は、異世界ではあるものの、どことなく、過去の日本に似…続きを読む
前半は、少年の生い立ちから少女との出会いまでを、事細かに丁寧な言葉で描写されます。少年が背負うことになる暗い過去。眩しいばかりに光り輝く少女との出会いは、物語の根幹を淡い幻想と期待感を持たせる、…続きを読む
暗鬱な悲劇の連続から、一人の少女との出会いで幕を開けるこの作品。目を覆いたくなるような悲惨な境遇を過ごしてきた少年と、そんな少年を照らす太陽のような少女が様々な出来事を経て少しずつ成長していき、自分…続きを読む
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