この歌たちには過去形が多い。作者は色んな経験を通じ、それを言葉に託しているのだろう。その託し方が丁寧かつ少し若さも感じられる
アオハルの隙間から、大人の世界が垣間見える気がします。まだ“そこ”には辿り着いてはいないけれど、もう“ここ”からは離れなければならない。そんな微妙な年代を感じます。
「今」しか書けない。「今」だから書ける。そんな振り絞った声のようなことばの短歌に出会った気がしました。十代の今だから振り絞れることば。読まれて欲しいです。
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