雨の季節ならレインコート着た神様に会えるだろうか。

日本の神話の本が、こどもの頃からだいすきで
(あかね書房の『くにのはじまり』とかのシリーズです。)
ああ、なんだかずっとわくわくして読みました。

あれは神さま同士のお話。涼月さんのは、神様と人間のお話なのです。
でも、神様も決して万能ではなく、悩み多き存在なのですね。

そう。神様も恋をするのです。
まるで駆け落ちのようなこともするのです。
それでも、その真名を教えてくれる覚悟を持ったなら。

ね、神様と恋をするってどんな感じなのかしら、静流さん?
他の人には見えてなかったりする人が、最愛の人。
ずっとあたたかいのかな。
もしかしたら、さみしさもずっと抱えたままなのかな。それでも。

じわーんとするお話に、ぜひお出かけください。
そして、番外編で、わぁとか、くぅとか、絶対言いたくなります。

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