概要
眠る白蛇は夢を見る
気紛れな水神の白蛇と、一人の人間の少女の話。
和風ファンタジーですが、登場人物の言葉遣いは雰囲気です。大昔に書いたものを加筆訂正しました。初投稿なのでもし至らぬ点がありましたらお教えいただければと思います。
※残酷・暴力描写あり
※続編追加予定ですが、一時的に完結済みにしました(3/1)
※随分と間が空いてしまいましたが、現代編「神隠し 蛇隠し」(https://kakuyomu.jp/works/1177354054887852396)更新いたしました。(12/17)
和風ファンタジーですが、登場人物の言葉遣いは雰囲気です。大昔に書いたものを加筆訂正しました。初投稿なのでもし至らぬ点がありましたらお教えいただければと思います。
※残酷・暴力描写あり
※続編追加予定ですが、一時的に完結済みにしました(3/1)
※随分と間が空いてしまいましたが、現代編「神隠し 蛇隠し」(https://kakuyomu.jp/works/1177354054887852396)更新いたしました。(12/17)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!細緻なる描写で綴られた 神と娘の《運命》の噺
みがき抜かれた翡翠の如き文章で綴られた、《白蛇の神》と《人の娘》の数奇な運命の噺です。
白蛇の神は水脈と天候を支配する神であったが、実に気紛れであり、暴れては里にわざわいをもたらしていた。人は祟りをおそれて神の住処である泉には決して近寄らなくなり、長い時が流れた。
だが白蛇の神は巧まずして、山賊に襲われていた旅の娘を助ける。母親を賊に殺された娘に白蛇はひとつの選択をせまった。曰く、「生きたいか」「喰われたいのか」娘は喰われることを願った。
神は娘に「十年経ってから、あらためて喰われにこい」と言い、麓の里で娘が暮らせるように手はずを整えてやった。
言葉だけの約束。白蛇の神とて期待も信頼も寄せ…続きを読む