概要
聴こえない音、聴こえますか?
クラッシク好きの王様がつくった王立楽団。選りすぐりの奏者たちばかりが集まり、素晴らしい演奏を奏でられるはずでした。しかしそんな中に、明らかに演奏が下手くそなトランペットの奏者がいます。彼の酷い演奏のせいで皆の演奏はペースを崩され、いつも足を引っ張られます。団長は毎日、頭を悩ませます。団員たちはそのラッパ吹きをやめさせようと団長に抗議しますが、彼をやめさせる事はできませんでした。王様直々に選ばれた奏者だったのです。毎年行われる大きなコンクールの時期が迫って来て、団長は王様にそのラッパ吹きをメンバーから外させて欲しいと訴えに行きますが……
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?