概要
万葉集×部活×美味しい秋
万葉研究部のふたりのなにげない日常です。
「つまり『風が涼しいな、もう秋か』ってことっすか?」
「随分と豪快に情緒を削ぎ落としてくれたものだね」
どシロートな万研部員アトソン君に部長のまでこさんが和歌の楽しみ方を教えます。
【までこさんシリーズ】
・までこさんと白妙の手紙 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881705022
・までこさんは1000年の秋を感じる https://kakuyomu.jp/works/1177354054884370477
・までこさんと今日降る雪の https://kakuyomu.jp/works/1177354054884836922
「つまり『風が涼しいな、もう秋か』ってことっすか?」
「随分と豪快に情緒を削ぎ落としてくれたものだね」
どシロートな万研部員アトソン君に部長のまでこさんが和歌の楽しみ方を教えます。
【までこさんシリーズ】
・までこさんと白妙の手紙 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881705022
・までこさんは1000年の秋を感じる https://kakuyomu.jp/works/1177354054884370477
・までこさんと今日降る雪の https://kakuyomu.jp/works/1177354054884836922
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!古来、秋は美しくて美味しい
万葉集を題材にした作品ですが、古典や和歌に詳しくなくても、苦手でも大丈夫です。
和歌の面白さの一つは、幾通りにも解釈できることだと思います。
掛詞、暗喩、省略……技巧を重ねるほどに三十一文字の持つ意味は膨れ上がり、詞書や題詞はあっても、ここはこういう意味を込めたと作者が事細かに解説するものではありません。それが日本古来の奥ゆかしい美学に通ずるのではないでしょうか。
要するに歌の意味をどう捉えるかは詠み手ではなく読み手に委ねられており、我々には自由に解釈する権利があるのです。
だから情緒もへったくれもなくていい。高尚な議論が出来なくていい。アトソン君と一緒に、万葉集を片手に日本の秋を楽しみまし…続きを読む - ★★★ Excellent!!!古典を愛する方も、そうでない方もいらっしゃい
まず、シリーズしていないことが残念です。
若者が古典に親しむきっかけになるのではないでしょうか。
までこさんの独特なキャラクター、そして、和歌がわからない代表のアトソンくん。
彼らで万葉で古今和歌集でも是非、話してほしい。までこさんに教えてほしい。
思わず万葉集片手に読んでおりました(全部覚えてないので!)
あと、カブト相撲同好会も詳しくかいてほしいです。
作者様へ
「秋を題材にした物語、詩集」自主企画への参加をありがとうございます。
まつたけごはん、まつたけ土瓶蒸し、焼いたまつたけ、食べたくなりました。
昔は高くなかったそうで。
今はべらぼうに高くてなかなか手が出せません・・・。
作…続きを読む