概要
竜と人のあり方をめぐり魔術士たちはぶつかり合う。黎明へと向かう物語。
田舎町の青年アルルがある日拾った奇妙な老婆は、彼を「竜の舌の魔術士」と呼び、不思議な言葉とともに耳飾りを残して亡くなってしまう。
老婆の縁者を探しにネヴィンへ向かったアルルは、「竜鱗の愚者団」と「ネヴィンの守護者団」の竜をめぐる対立に巻き込まれて……。
未だ暗き時代の終わり、竜と人のあり方をめぐる魔術士たちの物語。
(初出:2012年「アザーズプロット企画」/原案プロット:enu様/執筆用プロット&執筆:若生竜夜)
©2012 若生竜夜
許可なくの複製・複写・転載を禁じます。AI学習禁止。
Copying or reproduction of all or part of these contents without permission is prohibited.
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老婆の縁者を探しにネヴィンへ向かったアルルは、「竜鱗の愚者団」と「ネヴィンの守護者団」の竜をめぐる対立に巻き込まれて……。
未だ暗き時代の終わり、竜と人のあり方をめぐる魔術士たちの物語。
(初出:2012年「アザーズプロット企画」/原案プロット:enu様/執筆用プロット&執筆:若生竜夜)
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おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!竜の存在をめぐり、人間の叡智が衝突する物語
穏やかな田舎町ロンプに暮らす青年アルルは、陽気な〈ひょうきん者〉として町の人々に知られていた。一方、彼の名とその燃えるような赤毛は、吟遊詩人たちが詠う偉大なる魔術士〈竜の舌〉のアルルと同じものだ。己は伝説の魔術士とは似ても似つかないと考える彼は、ある日、一人の老婆と出会った。
白髪の老婆は、彼を見るなりこう言った。「ようやくあなたを見つけられた」とーー。
竜と人と魔術の生きる異世界。短いお話ですが、謎解きと記憶、旅と仲間、二つの魔術士の組織が争うなど、ファンタジー要素がギュッと詰められています。
竜の存在をめぐり、人間の叡智が衝突する果てにくる夜明けを、是非ご覧ください。