概要
少し奇妙な話をしようと思う。俺の右腕がまだちゃんとあったころの話だ。
美しい魚を預かった男の遭遇した怪異。
(※縦組みでの閲覧を推奨しています。)
©2015 若生竜夜
許可なくの複製・複写・転載を禁じます。AI学習禁止。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!妖しさに引き込まれる怪作
魚好きの友人が見せてくれたとある水槽。それはどこにでもいる金魚の群れにしか見えなかったが、友人は珍しい魚なんだと語り、その数日後に姿を消してしまう。
例の金魚を引き取った主人公だが、はたして彼の見たものとは。
めっちゃ好きです!!!!
まずシンプルすぎるタイトル。たった2文字のひらがなに、こんなに不穏な気持ちを掻き立てられることがあるでしょうか。
主人公の語りによる作品ですが、「右腕がちゃんとあったころの話」という出だしに心がざわつき、ついつい身を乗り出して聞きたくなります。
また、その語り口は気だるげながら、水槽と魚たちという光景はどこか怪しく、不思議と息を潜めて読んでしまいました。…続きを読む