預かった金魚がきっかけで巻き起こる怪異譚。ぶっきらぼうな語り口で男が語り、怪異が起こるその様子は妖艶で奇妙。とらえどころがないような、ぬらぬらとした不気味さがありました。
魚好きの友人が見せてくれたとある水槽。それはどこにでもいる金魚の群れにしか見えなかったが、友人は珍しい魚なんだと語り、その数日後に姿を消してしまう。例の金魚を引き取った主人公だが、はたして彼の見た…続きを読む
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