俺たち海賊ヘルパーズ!

シスコン野郎

第1話 ようこそ!この謎小説の世界へ!(説明欄必読)

この小説には以下の要素とカオス成分と糞要素が過多にわたって含まれます。説明書欄を必ず読んだうえ、自分の中で同意した後この小説をお読みいただく事を”強く”お勧め致します。


忠告?そんなもの無視安定という勇者様はどうぞ物語をお楽しみくださいm(__)m


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『ようこそ!夢に溢れた世界へ』


天使のような妖精の言葉に俺は耳を疑っていた。

この状況を説明するためには30分程時間を戻さないといけない。


それは流れ星の多い夜、俺ことユーリの家には俺を含めて六人が集まっていた。


『お兄ちゃん!そろそろ始まるよー』


『分かった。今行くよ』


俺は開いていたパソコンを閉じ、残り五人の待つ屋上へ上がった。


『あっユーリ君遅いよ〜』


『私達が呼んでも無視するくせに妹の呼びかけには返事するなんてやっぱりあんたシスコンよね』


そんなふうな会話をすませしばらくしたあと、俺たちがこんな夜に集まった理由であるイベントが始まった


『あっ流れ星』


流星群と呼べるほど多くの流れ星が瞬きだしたこの景色はとても綺麗なものだった。


そう、俺たちはこの景色を見るために集まったのだ。


『ついでだし何か願っておくか』


ユーリとは別の男子による提案に皆が賛成した。

皆それぞれが個性溢れた願い事をしていたが、


『異世界召喚、異世界召喚、異世界召喚!』


と言う願い事が聞こえた。


世間的にはアニオタと呼ばれる人種であった俺たちにとってはありふれたボケであった。


数分が経ち流れ星が終わった頃、強風が吹き少し肌寒くなってきた。


『皆さん。そろそろ寒いし中に入りませんか?』


提案があったので俺たちは家の中に戻ることにした。


扉を開け、階段を下りようとした瞬間




一瞬世界が歪んで見えた




そして、俺たち全員が階段を下りきったとき

周りの景色が一変した。


見慣れた家の景色が、開放的な青空の広がる港へと変わっていた。


俺たち全員の理解が追いついていない中、空から一つの小さな光がゆっくり降ってきた。


俺の手のひらに落ちてきたその光は俺の手に触れた瞬間姿を変えた。


それは桃色の羽を生やした手のひらサイズの小さな女の子であった。


その女の子は、完全に状況を理解できてない俺たちに向けてこう言った。


     『ようこそ!夢に溢れた世界へ』


そして俺たちの新たな日常は始まった。


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