カクヨムコン9、中間先行突破しました。シリアス・ファンタジー「月色の瞳の乙女」です! 書籍化目標なので、読んでいただき、感想や評価を頂けましたら幸いです。 h…
上品な品の数々、そして老体の男性。彼ははつ恋について語りながら、愛された彼女との会話と料理の数々を楽しみます。老体の主人公だからこその味わい深い料理描写の数々でした。
と言うのは、大げさすぎるかもしれませんが、このご老人の人生に似ているような気がしました。噛み締めながらしっかりと食べていく様子が、愛しい人との思い出を噛み締めているようで、ウルッとしました。…続きを読む
最初、ただのグルメ小説かと思いきや、主人公の『彼女』に対する想いが繊細なタッチで描かれていると思います。激しくはなく、しんみりとした主人公の透明な愛を感じられる作品でした。
描写が見事です。作者様の技術力には感嘆するばかりです。料理ひとつひとつの繊細な描写、そして向かいの席に座るはずだった「在りし日の彼女」。それはとても繊細で、そして哀しい。主人公はずっとこの日を…続きを読む
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