最初、ただのグルメ小説かと思いきや、主人公の『彼女』に対する想いが繊細なタッチで描かれていると思います。激しくはなく、しんみりとした主人公の透明な愛を感じられる作品でした。
看護学生をしながらも、趣味で小説を書いています! なろうサイトでもお楽しみいただけます! 今回は応募も兼ねて出品させていただきました。 多くの方に楽しん…
料理の描写がとても上手。こんな時間(00:07)に読むものじゃなかった。お腹が減ってしまった。また料理だけではなく、切ない切ない恋の物語も重なり合っていたのが良い。料理がひどく美味しそうな反面、彼…続きを読む
レストランに現れた1人の老人。しかし、2人分の注文をお願いする……恐ろしいほど詳細で叙情的ですらある食べ物の描写は、食事前に読むと否応無く空腹を刺激します。食べながら回想する、対面の相手の思…続きを読む
料理はひとを饒舌にする。良い料理は心の内をも紐解く。それは愛しくも、目の前にはいないひととの会話も、だ。そんな奇跡の一幕。読者は料理ではなく、文字で楽しむとしよう。一読を勧めます。
フルコースの味わいを、まさに筆舌に尽くしがたいであろうその味を、重厚な表現によって描き切っている。しかもその味わいが、愛の表現となって物語に落とし込まれている見事な作品。フルコースとともに奏…続きを読む
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