理不尽だと思ったら、負けだと感じる物語です。

 漫画を描き、漫画を作り、原作を作り、時折ゲーム制作の現場の声が加わる物語です。
 誰かに勝つ。負ける話では無く、自身の選択した事を貫き通す事が出来るのかを問われた気がしました。
 現場で生きる人達の声を拾い上げた物語は、遠くの世界を目の前に突き付けてくれました。
 人が作り上げる作品の根底には、夢や希望だけでは無いのだとコッソリ教えてくれます。

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