先生、ごめんなさい(てへぺろ)

 日本人の忍耐強さというか、どこか不器用な生き方は、やはり海外の方々には奇異であり、ときに羨望やときに畏怖として映るらしい。

 日本人を怒らせるにはどうしたらよいか、という海外のジョークがある。

 そう、食べ物である。

 不味いと言われれば、その美味しさを力説したくなるもの。
 これが、美味しい話である。
 これが、日本人である。

 将を射んと欲すれば先ず馬を射よ、よろしい、ならば胃袋だ。

 大人になった今だからこそ、教師にも生徒にも共感出来る。素敵な作品だった。
 思い出すのは、この話題を振るとこの先生は語り出し授業を潰してくれるという悪知恵を働かせる幼い自分である。随分、授業を遅らせたものだった……

 先生、ごめんなさい。
 そして。
 この作品、御馳走様でした。

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