色恋とコメディの絶妙なバランス

小劇場で出会ったヒロインと劇団青年。死体役になりきるために日々研鑽を重ねる彼とそれを楽しそうに見守る彼女。

作中に何度も「死」の文字が出てくる分、柔くて優しい色恋やコメディチックな展開が際立ちます。
そのコメディも、コントのようなネタではなく、「付き合っている」からこその幸せな笑い。

読んでいて羨ましくなる、そしてどこか応援したくなる2人、ぜひご堪能下さい。

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