小さな掌の上の、太陽と月

読んで納得のタイトルでした。
(泥だんご作りって奥が深いんですよね)
本作の主人公である少年は泥だんごがデコボコになってしまう、ちょっと不器用な男の子。対する彼女は美しい球形を形作る大人びた女の子。
幼き日の憧憬が綺麗に描かれた作品です。
個人的に、終わり方もとても好き。

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