童話風な、どこか安心できる動物達のほのぼの旅

サル、アルパカ、タヌキといった動物達の目線で人間の世界を見た、ある種、漱石の『吾輩は猫である』のようなテイストですが、こちらはもっと読みやすく、まるで童話を読んでいる様な感覚ですね。
ほのぼのとした彼らの珍道中は、それこそ絵本にしても良いくらい。
そうかと思えば、ちょっとしたバトルがあったり、魔界編に入ってからは、所謂ファンタジーテイストが強くなって行きます。
実に変化に富んでおり、それでもどこか安心感を覚える、癒し系ストーリーですね。

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