夢を諦めない人への熱いエールが詰まった物語です!


記憶をなくした少女が、唯一生きる希望として、拠り所とし続けたもの、それは「歌」だった――。


この物語は、主人公であるマナカちゃんの一人称で語られます。
歌手になりたいという夢を追い、ひたむきにボーカルスクールに通う姿。
そこにあるのは、挫折や成功、葛藤。
親友や幼馴染との揺れ動く関係性も含めて、それらが非常にリアルに描かれるので、
読み手はその成長を見守り、喜びや悩みを共に感じることができます。

物語の展開のさせ方がとても巧く、
スクールで巡ってきた大きなチャンスや、マナカちゃんの記憶のゆくえ、さらには幼馴染との関係は!?
などなど、次々と気になることが目白押し。簡単には行かないハラハラドキドキ、目の離せない展開は、途中で飽きることがありませんでした。



そして忘れてはならないのは、実在する女性ボーカルグループ、「リトルグリーモンスター」、略してLGMの存在。

作者様の愛を感じる、臨場感溢れる素敵なライブシーンも必見で、私はそこで思わずLGMの曲を聴きました。

どういったグループなのか。そして本編にどのように絡んでくるのか気になった方も、ぜひぜひ読んでみて下さい。

叶えたい夢があるならば、
この物語に、あなた自身もきっと、勇気をもらえるはずです!

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