王道という言葉が当てはまらない、独特の雰囲気を漂わせた作品。文字という媒体を用いたグラフィティーのように、どこか危険な香りのする、他ではなかなか目にしない描写がちりばめられています。
世知辛い世の中を這いつくばって生きる変温動物的なにか
この作品が唯一無二の感性で埋め尽くされていることは間違いない。ただ、あまりに個性的すぎて、世界を覗こうとするたびに跳ね返されてしまう。作者と同レベルの極めて高い感性がなければ理解不能な部分が多い。正…続きを読む
オレ様……いや、僕は、いつも実力派の物書きの人々をプロデビューしたな呪い殺してやるだの夜道で待ち伏せて釘バットで血祭りにあげたるだのほざいている、無力な痛ワナビである。……だけど、この作品と作者…続きを読む
鏡さんの大賞受賞作「白の断章」からのファンです^^「少女ドグマ」は以前の作品と比べても、かなり磨き上げられた構成になっています!その上で言葉の使い方にセンスが溢れているので、これから読む人…続きを読む
一度読み始めたら虜になり、病み付きになってもう止められない、自由奔放な小説。純文学にしてはくだけた文体、でもライトノベルというには少しヘビーです。いい意味で。突如挿入される注釈、冴え渡るマジック…続きを読む
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