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  • 肆の弐への応援コメント

    そりゃ、壊れるに任せていればそうなりますね。
    市松さん(直せよ!放置するな~業務環境の改善を要求する!!)
    でしょうね。

  • 参の肆への応援コメント

    ご婦人は憐れむでも無く、ただ誰かに泣いて貰いたかっただけの無害な…幽霊でも無銭飲食は犯罪ですね。経営者にとっては有害だ。

  • 壱の肆への応援コメント

    松代は懲りる気がしません。自主退職させない限り被害者は続き、何れ誰かに刺されるか呪い殺されます。解決する(助かる)気の無い被害者を助けることは出来ませんし、所詮は他人事な現実の冷たさも感じます。

  • 弐の参への応援コメント

    太郎君は水辺に居ますが餓鬼大将の魂は何処に居るのだろう。

  • 終の終への応援コメント

    楽しませていただきました!
    レトロ風の文体が、ほんとクオリティ高くて雰囲気ばっちりですね!
    メイン2人も良い味してます
    怖いだけじゃなく悲哀を感じる話も多くて余韻がありました

    他の人にもおすすめさせていただきます~

    作者からの返信

    ありがとうございます! この文体はなんだか書いていてとても楽しかったです。雰囲気出ていたようでよかった。
    おすすめありがとうございます! とても力になります!

  • 陸の参への応援コメント

    怪異モノといえばやっぱり外せない他の霊能力者などとの関わり!
    短いながらもやはりエッセンスが詰め込まれてとてもよかったです。読み直しても「今度は妨害してないはずなのになんだかおかしいぞ・・・?」からのゾッとさせる展開がよかったです。そして関さんの過去がちらりと言及されるさまや今も雨の日の人を想っていたのも地味によかったですね。想ってるというかあちら側の存在にひきずられてるようでちょっと心配ですが!

    作者からの返信

    ありがとうございます! 交霊会ものはなんか好きなので楽しかったです。関の過去の話はこの先をご覧くださいませ! 大久保はなんかこう、情があると言えば聞こえがいいんですが、どうも仕方のないやつですよね……。

  • 終の終への応援コメント

     完結、お疲れ様でした。
    閉じてしまうのが惜しい作品の一つになりました。
    また、お邪魔させていただき、大久保さん、関に会いに参ります。

     なんだか、関は関と呼び捨てしまいます。愛すべき登場人物ですので。

    作者からの返信

    おかげさまで完結させられました! 最後まで読んでいただけてとても嬉しいです。ありがとうございます……。
    関は関、なんだかわかります。親しみと少しぞんざいさを込めて呼ばれるのが合うのかもしれませんね。

  • 拾の参への応援コメント

     大久保さんが流した涙は、関のものだと思えるのは、
    映す鏡が題材になっていたからでしょうか。
    この、拾の参が、一番好きな話になりました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。大久保、参話といい人の分まで泣いてしまう性格なのかもしれませんね。優しいような情けないような、そんなところが大久保です。

  • 終の終への応援コメント

     完結おめでとうございます。
     子供のころ、江戸川乱歩が好きで読みふけっていた、あの何とも言えないわくわくした感じを思い出しました。
     と同時に、なんとなく身につまされるような気分と共に読み進めました。
     応募期間中の集中連載お疲れ様です、ではではm(__)m

    作者からの返信

    ありがとうございます! 江戸川乱歩は私も好きで、今回の話のイメージソースのひとつでした。
    書きながら載せるのはなかなか冒険でしたが、同時にとても楽しかったです。コメントやレビューなどいただきありがとうございました!

  • 終の終への応援コメント

    完結おめでとうございます!
    なるほど、円の切れ目は縁の切れ目というわけですね。貸し借りがちょいとばかり逆転して、変わりないのにちょっとばかり変化したそんな春の兆しに乾杯。

    二重に縁があるならさしずめ奇縁(消えん)でしょうか。
    本当に色々な怪異と巡り合ったことですね。良いことも悪いこともあった気がします。けれど、何かが変わりました。
    別れるべき人と別れ、出会っちゃった人とは出会いました。

    善悪もなく、歩んでいく、この「もの」がたり、いつになく、楽しみました。
    素晴らしい十万字を本当にありがとうございました!

    作者からの返信

    ありがとうございます! なんとか形になりました。
    善悪もなく、というのがわりと自分の中で大事なようで、感想とても嬉しかったです。読んでいただき、改めましてありがとうございました!

  • 拾の肆への応援コメント

    大久保の命、関に預けられてしまいましたねー。
    こんなものいらんとぽいと投げるふりをして、慌てる大久保が目に見えるようです。このふたり、もう自分から死のうと思うことは無いでしょうね。

    本気で酒の影響が心配ですが(笑)。
    悪いようですが、大久保の遺影の想像が容易すぎて困ります。
    やっぱり寒気と空腹と眠気は死にたい心持ちを呼ぶのだなあとインフルエンザ明けの私は思うのでした。
    冬が終わり、春、またふたりの怪談がはじまるのですね。

    作者からの返信

    インフルお疲れ様です……。
    何より命だいじ! まあ大久保は確かにまず健康が心配ですが……w 自分が冬が本当に苦手なのが反映された話になってしまいました。

  • 拾の参への応援コメント

    タンタンタンと、処刑台を駆けあがっていく大久保の心情が見事なのと関のぐちゃぐちゃでそれでも、すべてをぶつけてくれる説得がとにかく熱かったです。こういう友達っていいですよね。
    二十円ではじまって二十円でおわるこのものがたり、単純なようで複雑だ。

    「死」がすべての中心になってしまったらぶれないし、変わらないんでしょう。それはとても羨ましいことであり、ひどく単純な話であります。
    はっきりと己の像を映す鏡より多少ぶれててぐちゃぐちゃで、振れ幅の大きい人間ってのがいいのかもしれません。
    さ、終わり仕舞いをはじめましょうか。

    作者からの返信

    ありがとうございます! ここまで引っ張るために前半関をあんなんにしていた、という話でした。
    人と幽霊って何が違うのかなーと考えて、なんとなく作中での設定ができた気がします(いまさら)。
    やっぱり友達には生きててほしいものですね。

  • 拾の弐への応援コメント

    おお、深田さん再登場だ。
    三者三様で微妙に頼りない気がするんですが、三人寄れば文殊の知恵。光明が差してきたのかなあ。
    類感呪術と疑って勝手に容疑者を訪ねていくのも関なら、当事者だからかいつも通りか頼りない大久保に、的確な助言はくれても交霊の一件がある深田さん。

    さて、調査パートがいつになく緊迫感ある運びとなっておりますね。
    映るものが本当に満ちていることを考えると、実に厄介です。

    作者からの返信

    深田さんはなんとなく一話で終わるには惜しい人だなーと再登場の運びになりました。なかなか憎めない役になれたような? この辺は引きをちょっと意識して書いてて楽しかったです。

  • 拾の壱への応援コメント

    最後の怪異は実にストレートですね。
    まさしくドッペルゲンガー(邪悪な影)なのかもしれませんが、姿形は大久保に他ならないわけで、ついに来てしまったそんな心持ちもいたします。

    人の延長線上にいる怪異でありながら得体の知れなさが慣れ親しんだ己の顔を使ってくる、この馴れ馴れしさと図々しさは命さえ狙ってくるか。おのれい。
    水の代わりに酒に手を伸ばす大久保をほっておいてくれないんですね。

    作者からの返信

    最後の怪異らしいものってなんだろう……と考えてこのようになりました。珍しく資料から引いてきたりしています! ドッペルゲンガーの要素も入っていますねー。
    大久保は酒をいい加減にすべき。

  • 参の参への応援コメント

    はじめまして。こんばんは。

    言葉と言葉。情景と行間にある「間」が、とても素晴らしく、
    欲と現実の交差、緊張感。
    文字に引き込まれる思いで読んでいました。

    素敵な時間を、ありがとうございます。
           
                              八住とき拝

    作者からの返信

    こんばんは、コメントありがとうございます……! 間は自分でも気をつけたいなと思っていたところなので、見ていただけてとても嬉しいです。こちらこそ読んでいただきお礼いたします!

  • 終の終への応援コメント

    まさか借用書の件でこんなオチになるとは。
    でもすごくこの二人らしいなと思いました。
    遅くなりましたが完結お疲れさまでした!
    ちょっと怖くて、不思議で、でも人の心の暖かさを感じる物語でした。
    本当に楽しい読書体験でした。

    作者からの返信

    ありがとうございます……。借用書、どういう落ち着き方にするかちょっと考えたのですが、きれいにしたくてこういう形にしました。通して読んでいただけて感想も書いていただけて、こんなに嬉しいことはありません!

  • 終の終への応援コメント

    最終話、お疲れ様でした。
    またこの二人の気が向けば、新しい帝都つくもがたりにしてひとつがたりを読ませていただければと思います。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    ありがとうございます! 無事一区切りをつけることができましたが、こいつらはまだまだ巻き込まれる気満々のようなので、何か新しいことをできたらうれしいなと思っています。

  • 拾の参への応援コメント

    感想を書きたいのにうまく文章にまとめられない……うう……
    とにかく大久保が無事で本当に良かった……!
    チラチラ見えていた関の本心も今回ハッキリ見えましたね。
    素晴らしいエピソードでした。

    作者からの返信

    ありがとうございます、ほんとに何事か書いていただけるだけでうれしい……。ふたり、どうにかああいう結末になれたようです。エピローグもまだありますのでよろしくお願いします!

  • 拾の弐への応援コメント

    連載に追いつきました!
    深田さん再登場嬉しいです!
    霊能者としてはポンコツっぽい彼女ですがこんな形で役に立つ(?)とは……
    そして大久保さんはどうなってしまうのかハラハラです……!

    作者からの返信

    ありがとうございます! 深田さんは単発にするのはちょっと惜しい感じがあったので今回はこういう出番になりました。この先は二人はどうなってしまうのか……続きをお楽しみください!

  • 玖の弐への応援コメント

    地に足の着いた理由でご安心いたしました。
    傍若無人に見えても理に適ったことを言うそれでこそのあの男なのですから?

    知に働けば角が立つ、情に棹させば流される、意地を通せば窮屈だ、とかく人の世は住みにくい。

    ではありませんが、なんのかんのでよい話と言えるまでに落ち着いてよかったです。
    では、ここで一休みして次へ――。

    作者からの返信

    ありがとうございます、人の愁嘆場の裏で黙々と障子を破る男、関信二です。とりあえずオチはついたようでよかったよかった?

    編集済
  • 玖の壱への応援コメント

    おいこら。
    なんで毎回、でもないけど力業なんですよ?
    ああ、ステキな話だなあと思ったら物理的にぶち壊すんじゃない!?

    それはそうとこれまでの流れからすると、こうもストレートな幽冥の怪、はっきりとしない影は珍しいですね。
    …………。

    ああだめだ、何を言おうとしても最後の関に持っていかれてしまう。

    作者からの返信

    どうも皆さん、ラストの破壊魔関はインパクトがあったようで……。関はやる気はあっても霊能力とかないのでどうしても力技に……いやもうちょっと他に手が……w

  • 捌の肆への応援コメント

    さう云へば、文筆名を変えられたのでしたね、私は変わらず応援していきますのでつくもがたりの連載がんばってくださいまし。

    男は己の内側の闇に食われたのか、それとも肉と皮を捨ててあの世の渡り鳥になったのか、どちらなのでしょうね?
    それともこの世の闇に溶け込んで、死に生きしているのかも、余韻が深い。

    菱田くんはいいやつです。
    関は相変わらず甘くない奴です。
    大久保はなんなんだろうなあ……w

    作者からの返信

    ありがとうございます、新名でもがんばっていきます!
    男の結末はやはり謎なのです。大久保は駄目な大人ですw

  • 捌の参への応援コメント

    怪人、って便利な言葉ですよね。
    特撮に印象を大分持っていかれた感はありますが、その言霊は未だ健在だと現代人は信ずるものであります。

    なにともしれないんですが「よくないもの」に憑かれた男の末路、うああ、なんとも「厭」な結末です。
    なるほど、やみよです。二面性ではないですが、一応明美嬢が救われたのも確かのようで。

    つまり太陽に焦がれた鴉か。

    作者からの返信

    男のいろいろはあえて書かないほうがいいのかな、と思ってああしたら、確かに怪人になりました。一体何があってどんな心の動きがあったのか……。

  • 捌の弐への応援コメント

    関のおかげでぐるぐると思考の淀みに入っていたのが流されたというか、いやなんというか……、そんなに爽やかな表現はあり得んのですが、いやその……、しどろ、もどろ。

    つまり……食うなよ!!!

    作者からの返信

    カラスが食えるらしいのはマジ話なのですが、でもそれはそれとして手で獲って食うなよ!と自分でも思っています。さすが関だ。

  • 捌の壱への応援コメント


    烏 なぜ啼くの
    烏は山に
    可愛七つの
    子があるからよ


    七つの子を思い出しました。
    冒頭の子といい、不吉さが横切る日が続きますね。
    時に「烏」という漢字は目の無い「鳥」を象形したものらしいですね、それを知った時はさらにゾッとしました。
    文中では「鴉」であったからこそまだ心臓を止めずにいられた、そんな気がします。

    鴉と言えば知恵のある鳥なのですが、だからこそ何かしらの意図を邪推してしまってドツボにはまりそう。
    尖ったものへの恐怖がそれを持つなにものかへの移り変わっていく様子が自然と心理の動きとして描写されていてこれは怖い。

    作者からの返信

    烏の象形、初めて知りました。そうだったとは……。今回の鴉のぐりぐりシーンはわりとお気に入りの一幕です。怖がっていただければ幸い!

  • 漆の弐への応援コメント

    それは怪異にあって怪異にあらず。
    大久保氏の『話もした友人の奥方』的な態度に、この小説全体に流れるある種の心を見た気もします。
    そして同時に、関の怪異に対する態度のそこにあるもののうちの一つも。
    身近な人間の怪異は、その人の奥にあるものを引き出してしまいますね……。

    作者からの返信

    大久保はどうもちょっと縁があると思い入れる癖があるようですね。いいところでもあり悪いところでもあり。関のちょっと意外な話、楽しんでいただければ幸いです。

  • 漆の参への応援コメント

    人間は二度死なねばならないとは、納得は出来るけれどそれでいてひどく残酷な論理であります。
    今までに現れた多くの霊も命の残り火を燃やし尽くしてまた死んでいくのだなあ。関が仮に燃え尽きる前に斃れるならば今しばらくは残っていて、大久保はすぐに消えるのかそれとも熾火はしぶといのか。

    美しいなあ、まぶしいなあ。
    同じ抱きしめて見送るやり方でもなんと二人の印象の異なることか。
    〆の珈琲は夢に煙ったあとでは有難い。
    本当に、毎回、すばらしい。

    作者からの返信

    ありがとうございます! 最初はこんなに好対照な話にするつもりはなかったのですが、気がついたら……。飲んで終わらないのもちょっと珍しい話でした。

  • 漆の弐への応援コメント

    水剋火。
    年代が重なるかはわかりませんが、おそらく小学生の頃やっていた指で描いた光の五芒星(セーマン)を妖の類に放って退治していく子供向け特撮が好きでした。

    陰陽って言っても詳しいことは言えませんが、なんのかんので相性はともかく共にいて当然と言ったような雰囲気を感じますね。
    関に対する細君も、大久保も。

    大久保がひかえめながら攻勢に回れるのは気質が似ているからかもしれませんね。さて、水に落ちるのでしょうか?

    作者からの返信

    この二人はなんでしょうね、妙な相性がある……。関夫妻も年月があればもしかしたらこんな風になっていたかもしれず。

  • 漆の壱への応援コメント

    人の肉を借りなければ首を絞められない霊がいる一方、生前の姿のまましずしずと歩くだけの霊もいる。
    この浮世において極々近くにいるからこそ、何も変わりのないものだと思ってしまう。実に危うげなことです、関が関である由縁がよくわかります。
    死後の霊はあってもそれを受け止める死後の世界、涅槃でもパライソでもなんでもいいですが、セットになってこそ機能するのかもしれません。ああわかららない。

    酒の席での語りですが、酒と言えば水と火の交わりのようなものでまた面白い。水魚ならぬ水火の交わり、それがふたりの関係と思えば、どうでしょう?

    作者からの返信

    なんかこの作品の霊の出方はまちまちですね……。あの世の設定もどうなのか。水火の交わり、言い得て妙!

  • 陸の参への応援コメント

    怒涛――、その言葉以外何もあるまい。見どころ沢山な話でありました。
    高畑男爵は知らず知らずの内に妹の肉を口にしていたのですね。柘榴の味は人肉のそれによく似ていると言いますが、人を喰ったのならなおさらでしょう。
    桜桃にそんな話が出ないのは割られた顔が似ているからか。

    関は死者の自分勝手をなじりましたが、日々勝手をする自分は棚に上げているような。
    それでいて、身勝手をする彼らを認める、けれど許さないそんな覚悟を感じました。
    少々寄りかかり過ぎな大久保と対比が光りますが、私はどちらに寄ればいいのか。

    案外、金儲けの道具と割り切る深田さんはかしこい生き方をしているのかもしれません。こやつら生き下手に見えますし。

    作者からの返信

    柘榴のところはちょっと悪趣味かなーと思いつつやりたかったのですよね! 関と大久保はなんか、どっちもどっちという感じで書いております。深田さんはよくやっているのですが、なんかどうも今回は深奥に通じちゃったようですね。身体に気をつけて!

  • 陸の弐への応援コメント

    うぐぐ、関め。
    どこまでも手の内を明かさないと見える。
    いざ弱みを握ったと早合点してみれば、知らない方がよかった過去なのだとみえますね。

    交霊会と言えば、引っ張られてくる霊が死者の者ばかりとは限らないのが困りもの。狐狸の類ではなかろうな。
    深田女史のやることが火遊びでなければよいのですが。

    作者からの返信

    関の過去については後の話を……というところですね。深田さんはなんというかこう、頑張ってほしいものです。

  • 陸の壱への応援コメント

    ふぅむ、深田さんは嘘か真か幻か。
    この手の物語であれば、インチキかほんものか、と言う以外に第三の選択肢がありそうですね。
    秀樹さんも再登場されましたし、それはそうと貴重な女っ気なのですが、色気のある話には発展しそうにないですね。
    どうなるやら流石に爆発オチはないとは思いますが。

    作者からの返信

    深田さん、確かに女性準レギュラーの器はあるのですが本人が喧嘩腰ですからねー。
    この先どうなるかはお楽しみです!

  • 陸の弐への応援コメント

    大久保氏、グチグチグチグチ言っていたのに酒を奢るのひとことでテンション変わりすぎて笑ってしまいました。
    ここまでは怪異というより関の策謀編ですが、はたしてどんなオチが待つことでしょう。

    作者からの返信

    大久保ほんとしょうもない奴ですよね。オチは続きをご覧いただければ……すぐに更新できそうです。

  • 伍の参への応援コメント

    人類に次ぐ地球の支配者として僕が推す頭足類は体に対して巨大な眼を持ちます。
    タコは己の足を喰らうと言いますが、瓶を開けることを学習するほどの知能を持ちます。
    一概には言えませんが、目玉の大きな人は頭が良いのかも。

    つまるところ眼球とは脳より派生して発生した器官であり――言うならば目玉とは第二の脳なのですよ。
    大久保の頭でっかちを目ざとい奴の関がぶったたく主客転倒だ、痛快!

    と、正当な取引であったとは言い難い今回の話ですが、騙されたままでもそれはそれで幸せであったのだなあと考えるとなんとも複雑な気分です。
    でも。なんのかので、店主は客の欲する本の幻影を見せただけでほかは何もしていないそんな気がします。
    それを考えると、幸福の持ちようはその人の心次第でもあるのかな。

    大久保氏の熱い言葉に勇気をもらいました。
    目の玉からかっかと熱が脳裏に上っていきます。がんばってください!

    作者からの返信

    今回の話はみなさんいろいろ思うところがあるようで、面白いですね。幻でも幸せのような、それで目を失くしたら意味がないような。大久保がいいところを見せるのは書いてて楽しかったです!

  • 伍の弐への応援コメント

    (わしの)目の黒いうちと言う言葉がありますが、白目が死人の目なら灰色はまだ引き返せる内なのかもしれません。
    だけど、これは是が非でも踏み入れたくなる、商取引に名を借りて目の玉を差し出したくなります。

    これが字であるからこそわかる。
    これを読む私であるからこそわかってしまう。菱田君の言葉を古書店に足を運ぶ度、とうきどうき口にした覚えがあります。

    紙の本、人から人に渡るべき実体をこの世のものであるか知れない妖が取り扱うのもむべなるかな。
    うぐぐ、いつも以上に続きが気になります!

    作者からの返信

    本や物語にまつわる話は、つい気合を入れて書きたくなってしまうたちです。どうもこの話、わかるーっていう人が多いようで少し心配ですがw 続きをどうぞご覧くださいませ!

  • 零の零への応援コメント

    とてもいい雰囲気に、読んでるうちに、いつのまにかすっかり作品の住人になってしまっておりました。
    軽妙な語り口におしゃれな演出、そして読みやすいです。
    この後も、ゆっくり読ませていただきます。

    作者からの返信

    読んでいただき・コメントもいただきありがとうございます! 割合に好き勝手書いておりますが、楽しんで読んでいただければうれしいです。二人が突っ走るぐだぐだ怪奇譚をよろしくお願いします。

  • 伍の壱への応援コメント

    ちったあ編集者に神妙になりたまえよ、大久保氏。
    鬼よりも悪魔よりも編集者は――字数が多いんですよ!

    それはさておいて、お宝本が本気で欲しくなってしまいました。目玉ひとつ腕一本あればって、思い詰めんでくださいね。
    関が俗人の範疇で真理を突いたようなことを言いやがって、本当に愛せなくもない卑劣ということもわかりますね。

    菱田君は今回直截関わってくるか、未だわかりませんが本当に呆れ顔が似合う顔をしていそうです。

    作者からの返信

    字数が多いで爆笑してしまいました。洒脱! 私は蒐集家気質ではないですが、あの辺は書いてて楽しかったのです。菱田君は……どうなるでしょうねえw

  • 肆の弐への応援コメント

    四民平等ってえのはそう意味じゃないと思うんですが、あやまれ! 兆民先生にあやまれ!
    しかして、深刻な話にしようと思えばいくらでもできてしまいそうなのになんなんでしょうね、この珍道中。

    人形が供養されて秀樹さんもどっか浄化されてしまいそうなものですが、なかなかもって人間はしぶとい。
    怪異もまた元気です。
    なんかいい話風にまとめようとしてますが、こうして声なきモノが積極的に行動を起こして現状を変えようとする努力だけは見なわないといけないかもしれませんね。

    作者からの返信

    最初はオーソドックスに怖い話になるはずだったんですが、解決法を思いついた瞬間にこんなんになりました。わからない……。秀樹さんはすごいしぶといというかわけわからん人ですよね!

  • 肆の壱への応援コメント

    愛すべき俗物と言うには少々とうが立ちすぎてはいませんかねえ、関さんは。

    と言うか、彼もとうとう逃げる側に回るのか。ここが年貢の収めどころ、五公五民だ、さ、身体を半分に割ってお上に返上したまえ。
    あ、大久保は十公零民な(理不尽)。

    冗談はさておき、人形とは心惹かれる器であります。
    桐の粉で形作られたいちまさんにせよ、ローズヴェルトも遊んだテディ―にしてもおさなごの魂の片割れとするには必定と言いますか。

    いつまでも共に歩めればいいのですが、人は大きくなっても人形は変わらないのです、残念なことに。
    膨れ上がった魂があふれ出しても仕方がないのかもしれません。

    作者からの返信

    そう、この話は逃げ回る話なのです! 人形は怖いですね。特に壊れてるとなお怖い、というのをあれしてみました。

  • 伍の壱への応援コメント

    大久保氏が仕事をしていた!(過去形)
    編集者の登場で大久保氏の強気な態度が見られたりと、また新しい側面が見られる回ですね。
    関を野放しにしておくのは自分の不味いと思います。

    作者からの返信

    年下には強気というまた嫌な一面が判明しました大久保です(でも言い負かされる)。関はもう駄目ですね。誰か何とかしてやってほしい!

  • 参の肆への応援コメント

    きっと、名も知らないご婦人は大久保にとっての夕顔だったのかもしれません。
    覚めて身に染む夜半の風――。

    のめり込んだあの熱情を大久保は醒ましてくれました、酒に酔う方でないからこそ冷まし方もわかったのかもしれませんね。
    光源氏の真似事は常人には出来ませんが、願わくば、彼にとって一人きりの良人がまた現れますように。

    この物語は読んでほしい。
    一、二と段を踏んでの三段目、千鳥足でなく踏み外さぬようしっかりとした足取りで――。

    作者からの返信

    夕顔、確かにイメージに合っていますね。この先彼の女性関係のエピソードがあるのかどうかは決めていませんが、報われてほしさはあります。個人的にお気に入りの話を深く読んでいただけてとても嬉しいです!

  • 参の参への応援コメント

    雨と去る
    血の名残を
    口含まねば
    別れを告げる
    言葉を持てじ

    それでも、伝わるまいとしてもわたしもなにかを言いたい。

    作者からの返信

    ありがとうございます。クライマックスは書いてて非常にノリノリでした……。

  • 参の弐への応援コメント

    なぜわかりきった結末だというのに、抗いたくなるのか。
    相手が常世の住人であるからこそ、定まらぬ世間に揉まれる我らは一層恋い焦がれるのか、どんでん返しがあるなら今の内にそうと言ってほしくもあります。ほっと溜息をつくからに。

    相合傘、すれ違い、顔を見せないつれない君、からりとした青春の一頁のようでいて年付きで擦れている分には濡れそぼっている感触も受けます。
    やきもきしつつ、大久保の後を追って次に参りますね。

    作者からの返信

    この話はもう、冒頭からネタばらしをしているようなものなので、どういう風に読んでいただけたのかわかる感想はとてもうれしいですね!
    相合傘のシーンは好きなところです。

  • 参の壱への応援コメント

    水に縁のあるはなしが続きますが、一たびは羊水か、二たびはドブ水か、そして三たびは雨の怪談とあいなりますか、順調に世界が広がっているようで何よりです。
    目を離してみれば空席に濡れた後といえば深泥池でもお馴染みですが、後に血を残すとは物騒な幕開けから始まりますな。

    大久保氏……、独り身は涙を誘いますね。
    酒は涙かため息か、心の憂さの捨てどころ――。倒叙から始まるのか、此度の物語、時に水を乞うて酒を得るか。

    作者からの返信

    水ネタが多いのはなんだか自分の恐怖心の表れのようで少し面白いですね。大久保はそこそこ男前の設定なのですが女性とは縁が浅そうなのでがんばってほしい!

  • 零の零への応援コメント

    この小気味よいやりとりとどうしようもない(性格の)やつとどうしようもない(くらい流されてしまうかわいそうな)やつのコンビ面白いですね…

    作者からの返信

    ありがとうございます! そう、どうしようもないコンビのどうしようもない話になる予定であります。ゆるゆるとよろしくお願いします!

  • 弐の参への応援コメント

    いじめられっこにとって死して復讐が出来るってのは救いでしょうか?
    いいや末期の水がドブ川の水なんてごめんだね、って言い切りたいです。馬鹿野郎ふたりのかたわれならば、浮世の酔い覚ましの水に酒を選びそうなものですね。

    怨みも怒りもいずれ水に流れてしまうにはいささか淀み過ぎていたのがいけなかったのか、これが四万十川なら長続きはすまい。
    そんなわけで第弐話ありがとうございました! 割と他人ごとではない話でありました。一寸、胸の奥にズキリと来るようです。

    作者からの返信

    私もこの話結構胃をキリキリさせながら書いてましたw 何がしかのものが残れば幸いです。
    こちらこそいつもコメントありがとうございます……!

  • 弐の弐への応援コメント

    大久保にせよ関にせよ、過去に危うげなものを抱えていそうでなんとも今後が不安となる一幕であります。
    鬱々と大事に抱え込んでいる大久保と飄と躱しているように見える関、危うげなのは両方か片方か、みょうちきりんな予感です。

    >死が奴らの中心になっちまっているんだ
    手前らのルールを押し付けるな、って言いたくなりますがふざけんなって言い切れるうちは大丈夫。
    生と死の間に境界線が引かれてるってありがたいなー。

    主役を張れる関と主人公を目指しでもしているのか、積極的にひどい目に遭いにいっているように見える大久保、目指せ三度目?

    作者からの返信

    過去ネタは書きたいような、そんなに詳細に考えてないような、ぼかしたままがいいような……。
    大久保はなんか素で芸人体質みたいな趣がありますね。見てる分には楽しいやつです。


  • 編集済

    弐の壱への応援コメント

    なんと堂に入ったドブ川への転落だろう。
    大久保は糞餓鬼に背中に押されるために生まれ付いたに違いない。
    ……私の中の関氏(外道成分)が暴れております。

    冗談はさておき、腐った川の描写がお気に入りだったりします。
    腐った泥、へどろ、ぬめり、色々ごったになったにおいは、子どもの頃の原体験を思い起こさせますね。
    ただ、酒瓶の安否を確認して安堵する大久保を見て安心しました。愛すべき阿呆は健在ですと言うわけですね。

    しかし、今回の怪異は人間に出来ることから始めたわけですが、噂は本当であると仮定すると、単なるいたずら小僧が良心の無く手出しのできない凶漢に変じてしまったと考えると、なんともおそろしい。
    歯止めのないことって、すなわち転落なのですね。

    作者からの返信

    「大久保は糞餓鬼に背中に押されるために生まれ付いたに違いない」に大笑いしております。転落→水中のところはもうノリノリで書きましたね……。

  • 弐の壱への応援コメント

    「怪異が起きた時、ふたり居れば俺が落ちる確率は半分になる」
    みたいな心の何処かで考えていても言っちゃ駄目なことを平然と言える関係性が好きです。

    作者からの返信

    こいつ本当に関だよなって思いながら書いたセリフです。気に入っていただけてうれしいですw

  • 壱の肆への応援コメント

    普通の人というものは良いことも悪いこともするものだ。
    酸いも甘いも噛み締めるのが人生だから、悪人だなぞと一思いに括ってしまえればどれほど楽な話であったろう。

    まずは中途、的外れな分析も致しましたが宙返りしてあるべきところに着地したかのような腑に落ちる結末に謝意を。
    子宮ではなく、耳から入って脳から零れ落ちた辺りは、聞き、語るまさに怪談と言ったところ。

    時に関氏のあるところ、光と闇の陰影が冴えるようです。
    百を語るには一夏では足りないと存じますが、弐話を楽しみにお待ち申し上げております。

    作者からの返信

    丁寧なコメント本当にありがとうございます! 楽しんで読んでいただけた・納得していただけたようで何よりです。今後の続きはどこまでいくのか、作中の季節はどうなるのか、実はあまり決めていないのですが二人のようにゆるゆるとやっていきたいです。

  • 壱の参への応援コメント

    うへえ。
    事実、何もできないということがおそろしい。
    赤というと生命力を象徴する色のハズなのに、怪異と結びつくとどうしてこうも禍々しいのでしょうか?

    弱者が手出しのできないなにものかに変じるのが、って言うのは定番の口上過ぎて飽きられた文言ですが、わかりやすい怨みがあればまだよかっただろう。

    方向性の無い力のみが暴走してるって意味で、定式の定まらないいい加減なまじないを素人がいじるととんでもないことになる……。
    そんな世界の法則をここで提示されましたが、そのことはわたしにとっておそろしくてたまらないのです。
    それつまり、この世の理が役に立たない理不尽と言うこと、つまり恐怖です。

    作者からの返信

    この話、一番怖いのは怪異の本体の人だと思わなくはないですね……無意識とはいえ。筋の通った怖さと通らない怖さ、両方ありますが、今回は後者にしてみました。

  • 壱の弐への応援コメント

    水子の霊、ありふれてはいますが実におそろしいものです。
    どうか、手遅れになる前に。母御の霊と親子揃う前にどうか解決してくださいませ。

    しかして、何をやっているのかこの男たちは。
    ごくごく自然に不自然なほどに酒の話に持っていこうとする大久保、貴様は露助か。
    関については何も言うまい。
    悪徳記者っぷりが板についてきましたが、松代の最低っぷりを置いておいてもこ、この野郎……となってしまう良さがありますね。

    絶対むごい終わり方になると思いますが、見守らせていただきます。

    作者からの返信

    コメント返信を逃してましたので改めまして。失礼しました!
    大久保の肝臓をいつも心配しながら書いています。当時は肝硬変とかどんな扱いだったのかな……。
    関は頑丈そうで何よりです!

  • 壱の壱への応援コメント

    この題、女学校と見目の良い男性教師……嫌な予感が当たるのが早すぎた。
    意表を突くのが恐怖の基本とはいえ、初動が素早いです。いつ私も叫び出すやら、驚き役の大久保氏に感謝しないといけないかもですね。

    些細な反応からこやつ俗物だなと、確信させてくれる関。
    そして、なんだかんだで同じ穴のムジナな、僕こと大久保。

    本邦における怪談の季節は夏、霧の国エゲレスにおいては冬と言いますが、梅雨明けと言う時分はじとりと汗ばむ不快な空気とは無縁で、ここも意外。
    ただ、妙にからりとしていながら甘い肉の香りが漂ってくる心地の悪さが否応なしに伝わってきました。わたしの口に溜め込んだつばきの味が変わっています……。

    作者からの返信

    怪異譚で大事なのは空気かなと思うので、味わっていただけたようで幸いです。結構展開が早かったかなとも思いますが、コンパクトに纏め癖があるようで……。


  • 編集済

    零の零への応援コメント

    はじまりますね、怪奇蒐集が。
    やはりこういう場面では、少年の虫取りのような牧歌的な響きを持つ収集より退廃的で偏執的な響きがある蒐集の字面を選び取りたいものです。

    いやー、ダメな悪友同士のバカな会話がちょっぴり寂しく、苦笑いしちゃってずるいですねー。やっぱり男なんてこんなもんですよね(笑)。

    さて、何がはじまるやら。関が物語上で盾になる友人を欲したのか、それとも怪異に絡み取られて消えるのは自分の方なのか?
    色々と予想しつつ、じっくり読ませていただきます。

    作者からの返信

    ありがとうございます! 今回はダメ男コンビを楽しく書いていきたいと思っています! 怪異蒐集、いい響きですね。どこかで使いたい……。

  • 壱の弐への応援コメント

    ああ松代くん、君もクズだったんだね……。
    キャラクターが皆平穏そうに見えつつ人間味にあふれていて面白いです。

    作者からの返信

    ホラーの端役はクズ率が高くなりますね!
    人間味は出せたらいいなーと思って書いているので良かったです。目指せ愛され系クズ!