普通の人というものは良いことも悪いこともするものだ。
酸いも甘いも噛み締めるのが人生だから、悪人だなぞと一思いに括ってしまえればどれほど楽な話であったろう。
まずは中途、的外れな分析も致しましたが宙返りしてあるべきところに着地したかのような腑に落ちる結末に謝意を。
子宮ではなく、耳から入って脳から零れ落ちた辺りは、聞き、語るまさに怪談と言ったところ。
時に関氏のあるところ、光と闇の陰影が冴えるようです。
百を語るには一夏では足りないと存じますが、弐話を楽しみにお待ち申し上げております。
作者からの返信
丁寧なコメント本当にありがとうございます! 楽しんで読んでいただけた・納得していただけたようで何よりです。今後の続きはどこまでいくのか、作中の季節はどうなるのか、実はあまり決めていないのですが二人のようにゆるゆるとやっていきたいです。
松代は懲りる気がしません。自主退職させない限り被害者は続き、何れ誰かに刺されるか呪い殺されます。解決する(助かる)気の無い被害者を助けることは出来ませんし、所詮は他人事な現実の冷たさも感じます。