希望、あるいは絶望。

無機質なタイトル。書き出しから感じる不穏な空気。

有機質な主人公の感情と、淡々と進んでいく状況。
希望を見出しつつ、絶望を垣間見つつ――たどり着くのは。

本当にタイトル時点で、ものすごーく嫌な予感を感じつつ読みました。
内容は一切想像できないが、その不穏さだけは伝わる、といったアレです。
そして感じた通りの不穏な空気が淡々と進んでいく。おぉう……。

ついでに、一度読み終わってから、再度冒頭を読むと、なんとも言えない気分になるかもしれない。

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