ほとんど読み専。のはずが、こっそり書いてみたり。 雑種で割となんでも読みます。 そして、好きな作者さんや作品への愛は全力で叫ぶ主義。 星や応援は、「楽しいもの…
作中に出てくる一文なのですが、あまりに読後の気持ちにぴったりな言葉だったので引用させていただきました。しみじみ思います、この物語がこの世界にあることが嬉しい。そんな物語に出逢えたことも、本当に嬉し…続きを読む
主人公のゆすらは生きていくのがあまりうまくないタイプの人間かもしれません。神経の糸を張り詰めすぎたり、緩め過ぎたりして、失敗をしてしまう。そういう人だと思いました。物語の中でもいつもどこかが緩み…続きを読む
優しい夫。美味しい食事。皮肉屋の幼馴染。いなくなった家族。小説家の父。遠い日の約束。ゆるやかに、けれど容赦なく流れていく時間の中で、主人公のゆすらが感じる寂しさ、呼吸のし辛さが、豊かな情感で描かれ…続きを読む
自分の内面で言葉になりきらないものに、しっかりと形をつけてもらえる、というような感覚を覚える文章です。それは、簡単な言葉で済ませれば、ゆすらという人の言葉や考え方に「本当にその通りだな」と納得でき…続きを読む
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