アレッポの現状を語るところから物語が始まり、まるで空爆の音が聞こえてくるようです。瓦礫や砂埃が目に映るようなリアルな描写、これから物語がどう進んでいくのか、すごく気になります。
第2回カクヨムWeb小説コンテストSF部門読者選考1位!大賞なしという結果でしたが、鏡征爾さんから「にごろあまた」が好きと言われたのでうれしかった。よって、「…
作者の知識量と卓越した構成力が読者を圧倒します。カクヨムでは見かけない本格的な国際ハードボイルドサスペンスでした。そのくせ、文章は固くなりすぎず、とても読みやすいのです。フィクションなのにとて…続きを読む
戦場ジャーナリストから直接お話を聞くような、そんな感覚を伴った力作でした。善悪を一度リセットしてから読み進めると『こんな見方もあるのか』と想像を喚起させられます。これはもしかすると作者様からのメッセ…続きを読む
これだけ幅広い知識を違和感なく作品に落とし込める技量が凄い。読むほどに面白く感じながら、胸を締め付けられる。
テロは悪である。そう言ってしまえば簡単なことだ。理由のない殺戮はあってはならない、人を人とも思わぬ残虐な行いを許してはならない、無関係の人を巻き込むような大量虐殺は非人道的である。この話を読む前のぼ…続きを読む
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