日常のふとした出来事から話を創り上げていく想像力は大したものです。それにしてもミカンはその後、どうなったのでしょうね?まさか爆発したのでは?
いやいや、作者さまの創造力には限りがない。次から次へと浮かんでいくお話。 みかんがひとつ、あっただけ。それだけのことなのに。 爽やかな香りを放つ、異彩なストーリー。 日々の生活の中、ど…続きを読む
重い荷物を抱えて、高いヒールで、あぁ疲れたっ……そんな中、ひょっこりと現れる和み系珍客。さっと過ぎ去ってしまうような日常の一コマを、ユーモラスに、それでいてビビットに。キラリとセンスが光る、…続きを読む
丸善に置かれた檸檬のような危険物ではなく、その場の雰囲気を和やかにしてくれる、香りのオルゴールのようなミカン香りと同じくさわやかな読後感でした
あるべき場所にあれば、何とも思われないものも、意外な場所にあれば、途端に物語が発生する…それは、作者の観察力とイマジネーションの為せる技でもあると思う。ほんわかと楽しい気分にさせてくれる一編。素…続きを読む
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