読者に連想さ一呼吸置くような余韻の残る小説ですね。
身近なところの1つのミカンにこんなに想像が膨らむなんておもしろいですね。電車の中にそっとミカン置いて観察してみたくなりました。
日常ってこんなものかも。忙殺される…そんな一コマに余韻を残す。不思議と心地いい。きっと、そんな日の出来事。寝る頃には忘れている、そんな出来事。
雑誌編集者が遭遇した、ちょっぴりミステリアスでユーモラスな物語。エッセイとあるからには、97%は事実なのかしら。特に大都会で仕事に追われる人々は、朝から晩まで仕事のことで頭がいっぱい。とても周囲に…続きを読む
あるべき場所にあれば、何とも思われないものも、意外な場所にあれば、途端に物語が発生する…それは、作者の観察力とイマジネーションの為せる技でもあると思う。ほんわかと楽しい気分にさせてくれる一編。素…続きを読む
もっと見る