日常ってこんなものかも。忙殺される…そんな一コマに余韻を残す。不思議と心地いい。きっと、そんな日の出来事。寝る頃には忘れている、そんな出来事。
『お湯ラーメン』エッセイ・実用・実話コンテスト一次予選通過作品。 『もしも刻を戻したならば…』恋愛小説コンテスト一次予選通過作品。 『BEYOND THE T…
雑記記者である私。職業柄発想の豊な彼女は東京メトロに乗って、あるものを見つける。 ――それはミカン。 ミカンについてあれこれと頭を巡らす主人公を、もしかしたら奇異に思い方もいるかもれない。…続きを読む
身近なところの1つのミカンにこんなに想像が膨らむなんておもしろいですね。電車の中にそっとミカン置いて観察してみたくなりました。
味、というより薫りのある文章独特のテンポを持って淡々と進む語り口それでも最後には柔らかくて暖かなものが残る…そんなショートショートの魅力がしっかりとあります。都会のちょっと無関心な空間の中に…続きを読む
丸善に置かれた檸檬のような危険物ではなく、その場の雰囲気を和やかにしてくれる、香りのオルゴールのようなミカン香りと同じくさわやかな読後感でした
もっと見る