わだかまりなんてぶつけてぶつけて粉々にしちまえ

わだかまりを抱え込んだ、不器用な人々がぶつかって泣いて怒って暴れて諦めて這い上がって、そんな物語です。
ひとりひとりが人間で、自分と向き合い、そのうち自分さえもわからなくなって苦しみます。
まして他人だったら……その十倍わからんがな……と叫び声をあげながらのたうちまわる。
どこか自分の人生のなかであったような、無視してきたようなそんな感情を追体験できました。

面白かったです。

その他のおすすめレビュー

崎ちよさんの他のおすすめレビュー25