入国審査官の冷静さが光っている…それなのにコメディー作品!

第7話まで読んでのレビューです
異世界と現実世界をつなぐゲート、その入国審査官の日常(というには波乱ばかりなのですが)その活躍というか冷静な仕事ぶりを楽しむ物語です。
この物語の特徴はなんといっても主人公のキャラクターでしょう。何があっても動じないし、ほとんど感情すらないように思える、そんな彼がたまに見せる人間らしさに妙に感動してしまう。
次々と問題を起こす人外がやってきては、色仕掛けで迫って見たり、蹴散らされたりと、とにかくユーモアたっぷりに話が進んでいきます。その乾いた笑いのセンスが素晴らしい。
さて最新話では少し日常に変化が現れようとしています。読み始めるなら今!更新を楽しみに待ちましょう。

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