お風呂よりもあったかい石鹸のおはなし。
【書籍化作品】 ・『いちいち癇に障るんですけどっ!』KADOKAWAビーズログ文庫 https://kakuyomu.jp/publication/entry…
姉妹の入浴のひとときを切り取った物語。何気ないシーンが、読み進めるにつれ大きな深みを増していきます。それぞれの道を進む分岐点に立つ姉の思い。一緒に入浴する日々を過ごしてきた妹の、姉への精一杯の…続きを読む
体がうまく洗えない妹と、一緒にお風呂に入るお姉ちゃんのお話です。最初はほのぼの系かと思いましたが、ある仕掛けとともに、色々なこと、色々な感情があかされていき、とても深いお話になっています。そして…続きを読む
石鹸1つが描き出す人間模様、心と心のふれあい、どれをとってもリアルですね。ストーリーに奥行きがあるので、文字数の数倍の濃密さを感じました。
北村薫は『小説が書かれ、読まれるのは、人生が一度しかないことへの抗議だと思う』と述べた。完全なフィクションであれ、実話を元にしているのであれ。小説を読むことは、自分が、自分ではない誰かに…続きを読む
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