「いつまでもにこちゃんでいてね」その言葉にどれだけの想いがこめられていたのか。妹なりの精一杯の感謝の気持ちに涙が溢れました。
楠 秋生(くすのき あきお)です。よろしくお願い致します。 優しい気持ちになれるようなお話を書いていきたいと思っています。 悲しいとき、辛いとき、読み終…
お風呂よりもあったかい石鹸のおはなし。
石鹸1つが描き出す人間模様、心と心のふれあい、どれをとってもリアルですね。ストーリーに奥行きがあるので、文字数の数倍の濃密さを感じました。
妹を実家に残して嫁ぐ姉の後ろめたさ。少し妹思いが過ぎるのかな、と思いきや……。ラストまで読み通して胸に迫るのは、窪んだ石鹸が語る、妹の精一杯の気持ち。目線を揃えれば、違う世界が見えてくる。そ…続きを読む
短いながらも凝った作りの作品だと思います。読みやすい文体で描かれたとある姉妹のお話。途中から何やら胸を締め付けられる例えようのない切なさに襲われました。私にとっての「にこちゃん」は一体どん…続きを読む
もっと見る