★★★ Excellent!!! 面白かったです!読書好きにお薦めです! @ss10ps 気持ち良く最後まで読めました。読書好きにお薦めします。 序盤の展開がやや重いので、ライト読者向きではありません。助詞が正しく読めない人にはお薦めできません。 レビューいいね! 0 2020年9月19日 15:15
★★★ Excellent!!! 僕はシャーロック・ホームズ。スコットランドヤードの顧問探偵だ 坂井令和(れいな) この殺された東洋人2人には傷がどこにもなくて、現場の壁には異常な大穴ができてた。 シャーロック・ホームズの物語です。 文章うまいです。 原作よりもはっちゃけた推理です。 武術も重要な役割を果たしてました。 レビューいいね! 1 2020年5月18日 14:45
★★★ Excellent!!! この二人をコラボさせる発想が天才 Mystérieux Boy ホームズシリーズとしても違和感のない文体でしたし、話もきちんとまとまってました。 バトルシーンも熱い。知と武を見事に融合させたセンスが凄い。 レビューいいね! 1 2020年4月21日 22:08
★★★ Excellent!!! 推理小説でもあり冒険小説でもあり歴史小説でもある、とても素晴らしい作品 HIRO ホームズシリーズの一つにあっても遜色が無さそうな程にまでホームズをそしてドイル郷をよく捉えた作品だと思います。 ホームズが見せる天才的な推理、大陸を超えて旅をする心躍る冒険、天才武術かとの胸湧きたつ勝負、そして当時の大英帝国と清国の歴史背景への事細かな解説やそれらを盛り込んだ設定、とても面白い作品です、是非ご一読を。 レビューいいね! 1 2019年12月22日 21:20
★★★ Excellent!!! 19世紀の東西のスターが共演する極上のエンターテインメント! カクヨム運営公式 世界一の名探偵、シャーロック・ホームズ。世界中で屈指の人気キャラクターだけに原作者であるコナン・ドイル以外の作家による様々なパスティーシュやパロディも書かれており、時には怪盗アルセーヌ・ルパンや夏目漱石といった同時代の人物と共演することも。 そしてそのホームズが本作で共演する相手は、中国拳法八極拳の達人・李書文! 言われて見れば、この二人歴史上で活躍する時期がだいぶ重なっているのである。 古典ミステリーの禁止事項とされるものをまとめた、ノックスの十戒の一つに「中国人を登場させてはならない」がある。これは当時のヨーロッパで「中国人は不可思議な技を使う」存在と見なされており、ミステリーに登場させるとアンフェアになってしまうからという理由によるもの。実際本作でも二人の中国人が殺された現場では、明らかに通常ではありえない不自然な状況が出来上がっている。 しかし、天下のホームズによればそんな不自然な状況の真実も一目瞭然。そしてホームズとワトソンは事件に隠された陰謀を追って清国へ向かう旅に出る! ホームズシリーズのミステリー部分だけではなく、冒険小説としての側面も大きくクローズアップされた本作品。ユーラシア大陸を横断するシベリア鉄道、混迷する当時の国家情勢や、清国で暗躍する秘密組織、実在の科学者による凶悪な発明、そして神槍・李書文! これらの様々な要素が一つの作品の中で見事に結実し極上のエンターテインメントに仕上がっている。 (「拳で全てを乗り越える!」4選/文=柿崎 憲) レビューいいね! 3 2019年12月20日 16:19
★★★ Excellent!!! バリツ!八極拳!毒ガス! 博元 裕央 ホームズものの雰囲気を保ちつつ、インパクトと冒険心を兼ね備えた作品。 ちりばめられた当時の世相、歴史的人物、そしてその人物がどうなるのかというハラハラ、そしてバリツVS八極拳という男のロマン! 武術描写もじつにがっちりしていて、ワトソンくんも癒しになるいい人で。 大英帝国華やかなりし時代の風情もある、実に素晴らしい作品です! レビューいいね! 1 2019年2月10日 01:59
★★★ Excellent!!! 素晴らしいの一言 @renfa Fantastic! 原典の味わいそのものの推理小説が武侠小説に切り替わったかと思えば刃牙になり、最後はロバート・ダウニーjrの映画ホームズのアクション! 創作かく在るべしと声を大にして万人にお勧め出来る作品です。 まずホームズがアジアに関わるという発想が私の狭い識見になく清冽な斬新さを覚えました。 その上で交流発電、ホチキス機関銃、毒ガスなどがまさに最新技術として立ち現れてくる時代感。 天才という共通点で繋がるホームズと李書文の交感。 トドメに神槍八極拳。 文章は過不足なくキレがあり読んでいて非常に心地よいものでした。 結構な分量ながら一気に読んでも疲れなく上膳水の如しとはこのことでしょう。 この作品に出会えて良かった。 作者様には深くお礼を申し上げます。 レビューいいね! 1 2018年5月30日 09:23
★★★ Excellent!!! 智と武の共演。19世紀の終わりに彼らは邂逅す 結葉 天樹 名探偵と言えばこの人と言っても過言ではない男、シャーロック・ホームズ。 彼の生きた時代には、歴史に名を遺す武の達人がいた。 それこそが神槍と謳われた男、李書文である。 西洋と東洋。全く違う場所で発生した二つの事件が全ての始まり。 まもなく20世紀を迎える激動の時代に英国から清国を股にかけた難事件が二人を引き合わせる。 歴史、戦闘、ミステリー、あらゆる面から楽しめるエンタメ小説です。 バリツ vs 八極拳。 ご照覧あれ! レビューいいね! 2 2017年9月23日 23:38
★★★ Excellent!!! どきどきするのはバトルだけではない! 黄間友香 みなさまレビューでバトルについて書いているので、たまには違うことでも。ネタバレ?ではないと願いつつ書きます。 ホームズと李が似ていることについて。それは天才だからであるし、それゆえの寂しさが酷似している。この言葉にぐっと来ない人がいるだろうか(いやいるまい!) ワトソンがホームズの一番の理解者である所以はいつも一緒にいるから。時間をかけて理解している。どちらかというとどういうやり方をすればホームズが知りたいことを答えてくれるのかを知っているような。 李とホームズはたった数日行動を共にしたのみ。それでもハナから相手を把握できていたのは、同類であると感じたからなのかもしれない。 ワトソンは嫉妬しないのだろうか。凄すぎてその域を越しているような気もするけれど、そんなことを思いながら読みました。 ……すごい、なんていうか……感想文ですね。はい。すみません。 臨場感もさることながら、キャラをしっかりと掴んでいてページをめくるのが楽しいお話です。 レビューいいね! 1 2017年8月11日 23:02
★★ Very Good!! ノックスの十戒―力量のある作家はとらわれないって乱歩大先生も言ってるし 白兎黒烏 【しろー・Crow】 いや、大興奮。 ミステリ、ヒストリカル、アクションのすべてが血沸き肉躍るココロオドル。 もうホームズも李書文もカッコイイ! でも彼らがより輝くのはそう、ワトソン君がいるからなのです。 最後に、この話は作者様の力量があるから成立するのであって、下手にあんな中国人ミステリに出したらダメだわ…ノックス正しい(笑) レビューいいね! 1 2017年8月9日 15:28
★★★ Excellent!!! この頭脳と武力。これぞ無敵。 謡義太郎 凄い……という言葉しか浮かばなかった。 ホームズはホームズだし、ワトソンはワトソン。 これだけでも凄い。 アーサー・コナン・ドイル作品以外にも、ホームズの登場する作品は多々ある。 だが、いつも感じるのは「ああ、この人のホームズだなあ」ということだ。(必ずしもそれが悪いことではないと思っている) この作品では、まったくそう感じなかったのだ。 「ああ、ホームズだ」と、納得してしまった。 (僕は決してシャーロキアンではないので、どこがどうとは語れない) 格闘については、ここで語らない。 格闘シーンは大好きだ。 そして何より、八極拳とボクシングが好きだ。 長くなるし、ネタバレしかねないw 文句なし! お見事! どうしても格闘や推理に目が行ってしまうのだが、語り口、リズム、時代の空気感、国際情勢など、上げればキリがない凄さがある。 どれだけ調べ、練り上げたことか。 正に功夫。 その踏込と一撃の破壊力たるや。 恐れ入りました。 m(__)m レビューいいね! 1 2017年8月2日 08:00
★★★ Excellent!!! 名は技を縛るが、術を縛らず。 西紀貫之 ワトソンさんの手記を基にした今作品は、果たして邂逅し得たであろう2人の梟雄(と言ってもいいだろうか)を翻案を交えることでそのキャラクター性をこれでもかと増し増しで伝えてくる力強さに満ちている。 推理、バリツ、あの口調! 求道心、義侠心、八極拳! そしてそれを熱くも冷静に見守るワトソン。 そんな彼を取り巻く環境もまた燃えるシチュエーション。最新の大量殺傷兵器にまつわる陰謀を知恵と拳で切り開くエンターテイメントは、本当に中短編かと思うほどに濃密。 主人公ふたりが邂逅しその力を『認め合う』シーンは圧巻。 そんな気持ちの良い男たちの話を、皆様もどうか楽しんでいただければ幸いです。シャーロックホームズという作品名に縛られず、面白さの術理を会得した作者の渾身の一撃を堪能してください。 面白かった! レビューいいね! 1 2017年8月1日 16:42
★★★ Excellent!!! 迫力の格闘シーン 如月芳美 この人の魅力はやはり何と言っても格闘シーン。 しかもね、出てくるジジイはみんなカッコいいんだ。 叫ばずにはいられないよ。 「バリツVS八極拳ですと?」って。 レビューいいね! 1 2017年7月27日 01:46
★★★ Excellent!!! 才能がぶつかり合い、時代の荒波が飛沫をあげる 安室凛(風乃あむり) シャーロキアンでもないし、武道も全く詳しくない。そんな女子(?)でも心踊る、才能と才能の衝突! ワトソン君もさすがにいい味出してます! レビューいいね! 1 2017年7月23日 18:44
★★★ Excellent!!! 僕の、私のホームズが、時を超えてここにいる── 雪車町地蔵(そりまち じぞう) この作品は、シャーロック・ホームズである。 いや、彼を扱った作品はあまたあるし、それをモチーフにしたものは星の数ほど存在するだろう。 だが、この物語は、間違いなくワストン君の手記なのだ。 つまり、何が言いたいのかといえば。 もうまるっきり、ホームズなのである。 端々の言い回しから、物語の展開、そして癖のある登場人物たちまで、まったくもって原作そのとおりだということだ。 誰しも幼い日、学校の図書室でかの名著を手に取ったことがあるだろう。 その世界が、過不足なく、完璧に再現されている。 あのワクワクが、胸躍る感覚が、ここには明確に息づいているのだ。 ぜひあなたも、このホームズの物語を読んで頂きたい。 きっと懐かしさに滂沱の涙を流すことになるだろう。 ……ああ、言い忘れていることがあった。 この物語には、ホームズのほかにもうひとり、天才が登場する。 その武術の冴え、きっと目に焼き付けていただきたい。 レビューいいね! 1 2017年7月22日 18:42
★★★ Excellent!!! 名探偵は、確かにそこにいた。 伏見七尾 これは、シャーロキアンならきっと誰もが夢見る物語だ。 ホームズとワトソン博士が謎の女性から依頼を受け、シベリア鉄道に乗って清国へと渡る。 このあらすじだけでもそそられるが、これは仮想の名探偵であったはずのホームズに史実の人物達が干渉してくるという最高に魅力的な物語だ。 毒ガス兵器の開発者フリッツ・ハーバー、紅灯照の首領である林黒児。 そして李氏八極拳の開祖――李書文。 磨き抜かれた武の鋭さ、凄まじさは、作者の卓越した筆致によって余すことなく読者に伝わってくる。 バリツの使い手であるホームズとの戦いだけでなく、二人の言葉少なでありつつも確かな交流も必見。 ホームズの皮肉を交えつつもチャーミングな語り口調も、翻弄されつつも親友のために勇気を見せるワトソン博士の姿もそのまま。極めて優れたパスティーシュとして成立しているだけでなく、盛り込まれた独自の要素もしっかりと活きている。 これは確かに、歴史に刻まれたシャーロック・ホームズの物語だ。 1897年の清国。名探偵は、確かにそこにいた。 レビューいいね! 1 2017年7月20日 09:16
★★★ Excellent!!! 肉体派ホームズの魅力 飛野猶 私は格闘技には疎いし、ホームズもあまり読んだことがなく、まして李書文という人物はこの作品で初めて知りました。 そんな私でも、とても楽しめる作品でした。 ホームズや李書文の人柄、少しずつ明らかになる謎、迫りくる敵……そして、なにより魅力的なのは格闘シーンでしょう。 私のような知識のない人間にも、眼前で今まさに戦いが繰り広げられているような臨場感や迫力を感じ、止まることなくスラスラと頭に情景が浮かび上がる筆力は、さすが! レビューいいね! 1 2017年7月17日 19:26
★★★ Excellent!!! 冴え渡る名推理、鍛え上げた肉体のアクション!これがホームズだ! 鋼野タケシ なんて面白い! 私はホームズをほとんど知りませんし、李書文という人物についても本作を読んで初めて知りました。 しかし、知識などなくても十分に面白い。 しっかりと練られたプロット、巧みな文章、それに魅力溢れるキャラクター( (ホームズについて言えば、ほとんどらない私ですら、こいつがホームズだ!と感じる程、素敵なホームズでした) 時代背景はしっかり下調べがされており、随所にリアリティがあふれているため八極拳という要素が加わっても荒唐無稽に陥らない。高い構成力、文章力に裏打ちされた作品に思えます。 どういう展開になるんだろう? どういう終わり方をするんだろう? というミステリの楽しみ方にアクションの派手さも加わった、とても面白いエンターテイメント作品です。 レビューいいね! 1 2017年7月15日 11:42
★★★ Excellent!!! オイラに向けて書かれた面白いやつ にぽっくめいきんぐ 「拳児」を読んで八極拳の本を買い、お家で騎馬式(挫折) ドラマで英語を学ぼうとホームズを観て、ホームズかっけー! 紳士! つええ!(英語は挫折) こんなステータスのオイラにとって、この作品が面白くないわけがない! ホームズの再現度たるや! 李書文の震脚たるや! 神槍でぶっ刺された気分。 レビューいいね! 1 2017年7月14日 16:58
★★★ Excellent!!! 推理と武術のぶつかり合い――夢の共演がここにある! 七瀬夏扉@ななせなつひ 本作は、アーサー・コナン・ドイル卿が生みだした世界一の名探偵と、中国四千年の歴史が生んだ実在の拳法家による夢の共演! シャーロック・ホームズと李書文のコラボ、しかもVSだと?――タイトルで「おおっ!」となった方は、まずは第一話だけでも読み始めてもらいたい。 僕たちのよく知るワトソン君が、ロンドンを舞台に再び走り回るのだ。その上、文章の雰囲気、キャラクターの特徴、会話のテンポ、全てがコナンドイルの特徴を上手く掴み、そのうえでオリジナルのキャラクターを物語に馴染ませている。 シャーロックホームズの世界に歴史的人物を物語に登場させ、史実をしっかりと踏襲しつつ、そのうえで全てのキャラクターを立たせる本作の魅力は、間違いなく武術の描写! バリツ対八極拳の決着をぜひ見届けてほしい。 個人的には、物語の最後でフィクションが史実に合流してく流れに痺れました。 推理好きにも格闘技好きにもおすすめの物語!! レビューいいね! 1 2017年7月8日 12:01
★★★ Excellent!!! ホームズにまた会えた @ugsatoh 李書文と戦うホームズ。ボクシングとバリツの見え方がまたひとつ増えました。意外と戦い慣れているなホームズ!(笑) 思っていた以上にホームズ作品でした。面白かったなぁ。ホームズ対決シリーズも期待しております。 レビューいいね! 1 2017年7月5日 18:35
★★★ Excellent!!! 英国、ドイツ、中国——歴史小説としてのホームズ 赤坂 パトリシア シャーロック・ホームズシリーズは、それが推理小説として優れているが故に、しばしば読者にとって時代性を無視した「永遠なるロンドン」での物語として読まれる。 もちろん専門で研究をする人間にとっては、ホームズ作品の持つ時代性は明らかであり、帝国主義の影響も、あるいはひそやかなナショナリズムも評論され続けてきたのだが、一般読者にとってはそう言った一連の歴史的関心はむしろ意識の外の背景事項に過ぎないだろう。 通常のホームズシリーズでは背景に徹しがちな「時代性」をぐいっと前面に引っ張り出してきたのがこの作品だ。19世紀末から20世紀初頭という、世界がまさに大きく動こうとしている時代の困難を、決して堅苦しくなく、躍動感をもって描いている。 謎めいた赤い服の女性。鉄道の旅。謎の死。人間とは思えない強さの中国の格闘家。 しっかりと組まれた構成と、文章レベルでのパスティーシュの妙。 ホームズを好きな方にも、あまりよくご存じない方にも。 レビューいいね! 1 2017年7月4日 01:58
★★★ Excellent!!! ホームズだ、ホームズ以外の何者でもない。 卯月 1897年、ロンドンで死んだ二人の清国人。 同時期に清国で殺された、二人のドイツ人。両事件には、どんな関係が? ホームズを、依頼人が訪ねてくる。 武道の知識は皆無で、李書文も「誰?」状態ですが。 ドイルのホームズは短篇長篇全部読んでるはず。 第一話を読んで、度肝を抜かれました。 ホームズだ、どこからどう見てもホームズ本人が喋ってるよ! ワトソンやレストレード警部も、何と言うか相変わらずで……。 二話ラスト辺りから、違う方向に度肝を抜かれますが。 ○○対○○というのは、両者同じくらい格好良くないと面白くない。 この作品は、私が全く知らない李書文の凄さも存分に伝わってきて、楽しいです。 当時の英国人であるワトソンから見た、清国の置かれた状況に対する感慨も。 この時代背景で、英国人と清国人が協力し合うって凄いことだ……。 ポンコツ可愛いワトソン君が、とても良かったです。 レビューいいね! 1 2017年7月1日 11:11
★★★ Excellent!!! 誠実かつ愛溢れる意欲作。ブリキ箱から発掘された物語のうちの1編 はるゆき ホームズと生きた年代が重複する実在及び非実在人物はすべからく、その名探偵と対峙するのは自明の理であるが、今回それは李氏八極拳開祖李書文でありました。 この作品を翻案するにあたって、翻案者がどれほどの資料をかき集めたのかを考えると目眩がする思いです。 名探偵と著名人たちの関わりについては先人たちの翻案に任せるとして、李書文に関わる文書を選びだしたことについては「その人が居たか!」と膝をたたきました。 当時の世相や風俗なども事細かに描写しているのでうるさがたもニッコリなのではないでしょうか。 読めばわかります。 あと「バリツVS八極拳」の対戦カードというドリームマッチを見れるのはこの作品だけ!!!! レビューいいね! 1 2017年7月1日 00:43
★★★ Excellent!!! シャーロキアン必読!? @009joe 世にも珍しい組み合わせに新鮮味を感じるけど、違和感なく楽しめました。(昔、ネモ船長やトム・ソーヤやジキル博士が共闘する作品もありましたし、もはや王道?) ホームズと李、両雄の描かれ方がまた実にかっこよくてこれまた気持ちいいです。 レビューいいね! 1 2017年6月30日 21:22
★★★ Excellent!!! 八極拳を相手にした時にバリツで対処する方法 @goujuu 世界一の名探偵と世界的有名武術家の夢の競演! 「さあさあ、シャーロキアンも、李書文や八極拳好きな人も皆、よっておいで~」 冒頭から最後までノンストップでジェットコースターのごとく・・・いや、それよりも早いVMAXのVブースト時速260kmで読みました。 事件のはじまりからもう先を想像してニヤニヤがとまりませんでしたよ。ええ、そりゃあもう。 そして某李さん登場でボルテージ上がり、八極拳VSバリツでボルテージMAXになり、そのままラストまでビンビン状態でオーバーヒートですよ。 読んでいるうちに、ホームズと李書文のイメージ絵を描かずにいられなくなるほど、楽しい作品でした。 追伸:ホームズも李書文もやはり読者それぞれの持つイメージがあるでしょうから、描かない方が良いかもと思いましたが、ついつい。 ホームズは原作小説の表紙や挿絵の印象、シャーロック・ホームズの冒険(ジェレミー・ブレット)、名探偵ホームズ(広川太一郎)を足して割ったイメージで、 李さんは、私の潜在意識に某○児のあのイメージが強く残りすぎていて、ちょっとそっち方向に近くなってしまいました。 レビューいいね! 1 2017年6月30日 11:48
★★★ Excellent!!! 歴史・ミステリー・アクション!三位一体の面白さを括目せよ!! 名月明 読後の多幸感が凄すぎて言葉に上手く言い表せないのですが、強烈なまでに作者さんが趣味に突っ走った結果に生み出された奇跡的な痛快作だと思います。 いや、突っ走ったというより、ぶっ飛んでるなこれは。梧桐さんの頭はぶっ飛んでいる(褒め言葉)。 いったいどうしたら名探偵シャーロック・ホームズと八極拳の達人・李書文を出会わせようなんて発想が思いつくのか!? しかも、第一次世界大戦で猛威を振るう毒ガス兵器を開発したフリッツ・ハーバーが暗躍し、ホームズとワトソンは義和団事件前夜の中国へと向かうだとぉ!? ミステリー好きやアクション好きだけでなく、歴史好きもワクワクさせる展開ではないか! さ、さらに、李書文の一撃必殺な八極拳に対抗して、ホームズの幻のバリツが炸裂するなんて! 混ぜるな危険すぎる……!! でも、読者が軽く失禁してしまう程度に二人の天才のバトルは熱い!! この小説、ホームズのバリツが見られるだけでも読む価値があります……! 「シャーロック・ホームズは知っているけれど、李書文って誰やねん」と考えている方は、とりえあえず李書文が登場するエピソードまで読みましょう。「こいつ、人間かよ!」と思うぐらい強い李書文に圧倒され、さらにそんな化け物の武術家と渡り合えるホームズのバリツに驚愕すること間違いなしです。ここまで読んだら最後、ラストまで読まないと気が済まなくなるでしょう。 歴史・ミステリー・アクションの要素が三位一体となったこの作品。 歴史好き、ミステリー好き、アクション好きのどれかに当てはまる人が読まなかったら絶対にもったいないと思います。読書中、「こういう作品が読みたかったんだよ!」と幸せになれること請け合いです。 (ただし、読後にコナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズや武侠小説を読みたくなってたまらなくなる副作用がありますが、そこらへんは自己責任でお願い… 続きを読む レビューいいね! 1 2017年6月30日 03:42
★★★ Excellent!!! 最高の頭脳&最恐の拳術 古月 ホームズと八極拳とは、今の私を構成している根幹並びに結果と言っても過言ではない。 なぜなら私はホームズがバリツなる武術を修めていると知り、それに倣って武道を始めたところ武術に傾倒し、部分的ながらも八極拳も修めることとなった経緯があるからだ。 つまり私の中では、ホームズと八極拳は密接な関係にあると言っても過言ではないのだ(この時点で私の発言が常軌を逸しているものと察してほしい)。 さて、そんな私の趣味嗜好をど真ん中から攉打肘頂でぶっ飛ばしにかかってきた作品がこれである。 この題材が面白くないわけがない。果たして読まずにいられようか。 しかも読んでみて度肝を抜かれた。まるで一本背負いを喰らったような衝撃だった。 当時の国際情勢を鑑みながら緻密に編まれた時代考証、さりげない一文に見事なまでに仕込んだ伏線とその回収、飽きさせずに最後まで持続する沸き立つ展開の連続。 歴史小説としても、ミステリーとしても、そしてエンターテイメントとしても極上の一作だ。 ホームズも李書文も知らぬ方には、もしかするとこの作品は楽しめないかもしれない。 ホームズか李書文のどちらか一方でも知っていれば、この作品は一気に面白くなる。 そしてホームズと李書文の両方を知っているならば、覚悟せよ。 琴線をぶち抜き七孔噴血させんが如き衝撃に。 レビューいいね! 1 2017年6月30日 00:27
★★★ Excellent!!! 世界的ミステリーの主人公と清朝末期の武人、夢の共演! 夏炉冬扇 私は事前に下読みをさせて頂きましたので、そのうえでのレビューを書かせて頂きます。 ホームズという世界的にも有名なミステリー作品の主人公と李書文という清朝末期の著名な武術家が共演するというミステリー好きの方にも歴史好きの方にも是非是非オススメしたい作品です。 ホームズやワトスンの特徴もよく捉えていますし、歴史的な背景も実によく調べられていて、ホームズが実在の人物と錯覚してしまう程だと言っても過言ではないでしょう。 また、梧桐さんの作品ではテッパンとも言うべき格闘シーンの描写はさすがと言うべき臨場感で溢れています。 シャーロキアンもきっと納得できる良作だと思います。 レビューいいね! 1 2017年6月26日 20:46
★★★ Excellent!!! 君は推理が得意なホームズなんだね kanegon なんだこれは、たまげたなあ。 英国に留学した日本人がホームズと絡む、的な話はどっかで見たことがあるような無いような気もするんですが、ホームズが清国人絡みの事件に乗り出す、というのは、当時の英国と清との関係をよくよく考えればアリなのかもしれませんが、実際に書かれているのを見ると驚くしかない。それこそコナンドイルだって考えつかなかっただろう。 で、冒頭部分だけでもかなり幅広いディープな時代考証がされているなあと思ったら、得意なことがそれぞれ違うフレンズで知恵を出し合って群れで戦うやり方がありましたか。 それにしてもホームズは何度でもよみがえる。そこが魅力ですかね。 レビューいいね! 1 2017年6月26日 19:49
★★★ Excellent!!! 歴史・ミステリー・格闘技・ホームズ。 アイオイ アクト 相容れるのか? と思う要素がしっかり絡み合った新生ホームズ。 本家の流れをしっかりとくむ完璧超人ぶりとワトソンのドジっ子っぷりも見所です。 レビューいいね! 1 2017年6月26日 18:17