この頭脳と武力。これぞ無敵。

凄い……という言葉しか浮かばなかった。

ホームズはホームズだし、ワトソンはワトソン。
これだけでも凄い。
アーサー・コナン・ドイル作品以外にも、ホームズの登場する作品は多々ある。
だが、いつも感じるのは「ああ、この人のホームズだなあ」ということだ。(必ずしもそれが悪いことではないと思っている)
この作品では、まったくそう感じなかったのだ。
「ああ、ホームズだ」と、納得してしまった。
(僕は決してシャーロキアンではないので、どこがどうとは語れない)

格闘については、ここで語らない。
格闘シーンは大好きだ。
そして何より、八極拳とボクシングが好きだ。
長くなるし、ネタバレしかねないw
文句なし!
お見事!

どうしても格闘や推理に目が行ってしまうのだが、語り口、リズム、時代の空気感、国際情勢など、上げればキリがない凄さがある。
どれだけ調べ、練り上げたことか。
正に功夫。
その踏込と一撃の破壊力たるや。

恐れ入りました。
m(__)m

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