知らないはずなのに懐かしい町

行ったこともない場所が自然と目の前に広がっていく。
その海も、その山も、真節小も。
全て見たことがないのに、映像が心に残り、心がぎゅっと締めつけられる。

いつも鎧をかぶり続けていた心は、懐かしくても素直になれない場所にやってきて温かな涙を流す。
感情をさらけ出すことへの恐怖は、久しぶりの顔たちに逢うことでいつしかやわらいでいった。

続編を読みたい気持ちと、この物語はここで終わっているからいいのだ。
という気持ちのせめぎ合いが、あぁぁぁーー!
すみません。取り乱しました。
何がいいたいかといえば、とてもいいお話だということです。
気持ちがどっぷりと浸かりました。
素敵なお話をありがとうございました。

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