店名は伏せていますが、主人公の足取りとラーメンの特徴で、わかるひとには絶妙にわかる構成になっています。中には自分も行ったことのあるお店が出てきたり、主人公のラーメン談義に思わず同意してしまったり、たびたび出てくるマシマシの誘惑など、ニヤニヤできる要素が沢山あります。ラーメンの話を濁さない程度に挿入される自分語りも、主人公の人となりが見えてきて、ただの食レポにとどまらない物語になっています。
何故か、お腹空いてる時程、読み返したくなる中毒性マシマシなラーメンレポでしたw作中の、東京で何度も食べそびれている「カリカリ肉麺重」と出会えるのはいつの日か…w
主人公の例えにキラリと光る何かをみた。オタクとグルメの組み合わせは面白い取り組みかも。
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