異色のバトルの行方は・・・神様だって予測できない!?

非常によくできている作品だなと思いました。
短い文章の中で登場人物の個性をうまく表現して描ききっている。漫画で言えばキャラが立っているというのでしょうか。
頭の中で実体化したキャラが動きまわってるようでした。
私自身、ものすごく勉強になりました。
今は漫画や小説問わず法廷論争ものや悪魔や死神を味方にしたり、戦ったりという内容の物語も増えてきましたが、この二つを見事に融合して死神との女性検事のバトル(法廷論争)として作品にされたセンスに感動さえしました。
主人公は死神という圧倒的な存在に対して、武器ではなく自分の検事としての法の知識と機転で立ち向かう・・・この構図が新鮮でいいです。伏線の描き方も自然で、何より連載物の難しさは、読者の興味を掻き立て、飽きさせず、さらに次の展開を待ち遠しいと思わせるストーリー運びだと思うのですがそれも他の方のレビュー見ててもうまくいってることがわかります。
偉そうに書ける立場ではありませんが・・・(汗)
圧倒的に不利な状況から最後に主人公が挽回してみせるところが、爽快でした。実写化して欲しい作品です。
最終話を読んでいい後味が残る作品だと思いました。

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