わずか三千文字強の物語ですが、行間から溢れだす見えない言葉を繋いでいけば、一冊の小説が出来上がるでしょう。東洋の島国では味うことのできない、異国での体験。そこにいたるまでの主人公の葛藤。そして表…続きを読む
愛に生きたジュリエットと夢を追うために愛を捨ててきた自分。 心の葛藤を二人の対話がうまく描いている。ほんの少し残っていた後悔もジュリエットとの会話で埋められていく。 夢を追う自分に自信を持つた…続きを読む
イタリアと言えば青い海、そして陽気で開放的な人柄、でも街角のカフェやレストランには人知れず迷い苦しみながら人の流れを眺めている人がいる遠く離れた異国から来た人なら必ずそしていつもその背中を見つ…続きを読む
おしゃれな雰囲気が漂う短編です。自己との対話のよう。彼は、本当は彼女自身なのでは?と考えてみたり。解釈は、多分人それぞれ。それも含めて、魅力的な作品です。
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