丁寧に日常を積み重ねた作品です。花咲師としての口上もよく練られていて、作者が資料を熟読した上でオリジナルの口上を作り出したところが素晴らしいです。
日々の妄想を小説に。 ラブコメとホラーとファンタジーが好きです。 評価、フォロー、レビュー、応援コメント等ありがとうございます。 励みになります。 テンショ…
「その人にしか咲かせられない花」がある。だから彼には花を選ぶことができない。「その人」が咲かせた花は、ずっと残されたものの心に残るのだろう。素敵な職業だと思った。
私事なのですが、三年前に祖父を失くしました。その際、焼いたお骨を綺麗に掃いて扱ってくれる火葬場の人のことを、この作品を読んでいて思い出しました。故人への敬意が感じられたのが嬉しかったのか、今でもそ…続きを読む
物語としてきれいにまとまっていて、最後のシーンは非常に美しい。花で彩る「話」を作れる作者こそ「花師」なのかもしれません。
一気に引き込まれる様に読み終えた。青春の息苦しさと爽やかさと、生と死の狭間を、花弁の舞う御伽草子が進むさまは見事だ。既に多くのレビューで絶賛されている様に、是非漫画でもアニメでも見てみたい素晴ら…続きを読む
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