生き物への深い愛、だけではない

カリフォルニア在住の獣医さんが、様々な生き物との触れ合い…よりは深い付き合いを描いたエッセイ。
ヒトとナメクジ以外は何でも好きなような作者だが、実は人からは愛されているのではないかと感じる。
傍若無人な人物として描かれているが、同居人たるジェイさんや、同僚の反応を見るに。

そう、このジェイさんも、イヌやウマ、トリやネズミに加えた登場キャラクターだと思う。
和泉さんと彼の関係が、女王と下僕のように見える…不思議な事に、彼がそれに納得して下僕をやっているようにも見える。
癖のあるキャラクター(動物たちの癖の強さといったら!)たちの中でも癒し系と言えるだろう。
自称、どこかの谷に住んでいる妖精や、蜂蜜大好きのお腹ポッチャリ黄色い熊だそうな。
カクヨムに挿絵機能が付いたら、是非彼の写真もアップして欲しいところだ。

(他の方たちが素敵な動物エッセイとしてのレビューを書かれていたので、私は違う面から書いてみました)

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