概要
ガール・ミーツ・ナンバーガール
一九九九年の夏。世界は終わらなかった。
そうしてあの世紀末から、早十年。
何気ない日常を生きる少女、向井弥生の元に現れたのは、日本刀を携えた制服の少女、田渕処凛。
明かされるナンバーガール計画。出会う異能の少女たち。
裸足の季節を、少女たちは駆ける――――
(区切り毎に「これまでのあらすじ」をつけますのでおさらいや気軽な新規参入にお役立てください)
そうしてあの世紀末から、早十年。
何気ない日常を生きる少女、向井弥生の元に現れたのは、日本刀を携えた制服の少女、田渕処凛。
明かされるナンバーガール計画。出会う異能の少女たち。
裸足の季節を、少女たちは駆ける――――
(区切り毎に「これまでのあらすじ」をつけますのでおさらいや気軽な新規参入にお役立てください)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ROCKでお前を扇情
ナンバーガールを調べていたらたまたま出てきた小説。おそらく同名のバンドが由来。主要な登場人物の名前も同名バンドのメンバーから来ているものと思われる。現時点で残り二人のナンバーガールがいるが、その二人の名前は何が由来になるのだろうか。
やはり随所にナンバーガールらしい雰囲気を感じられるが、取り立ててナンバーガールの歌詞に見られるような節回しを多用しているわけではない(様に私は思う)。殺伐という言葉を使わずに殺伐を表現している(文章中に殺伐という言葉があるかどうかは別として)。作者の頭の中の記憶と妄想の間にある事象を文章にしているのかもしれない。文学的な意味でのナンバーガールフォロワーがあり得る…続きを読む