クスクス・ニヤニヤ……

なんといっても、作者の言語能力がすごい。

カタい表現をするとそうなりますが、
要するにギャグや言葉遊びが面白くて
読み進めるたびにクスクス・ニヤニヤさせられます。

西暦3800年ならではの、不思議なモノたちや
文化ひとつとっても、何やら奇妙な名前ばっかりで。
これって、「センス」なんですよね。

それも、ひとつ間違うとダサくなりそうなギリギリの線を
見事に綱渡りしていて。お見事です。

単語だけじゃなく文章もハイセンスで
しつこく描写せずリズミカルな文体で
世界観を織り上げていきます。

詳しく書いてしまうとネタバレになるし
レビューしにくい作品でもありますが……

楽しい!

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